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Published: 2025-04-20 - Modified: 2025-04-28 - URL: https://orangeline-law.jp/contact2/ 【埋蔵売掛金回収サービス専用】法律相談申込フォーム Contact Me 【埋蔵売掛金回収サービス専用】法律相談申込フォーム 法律相談をご希望の場合 埋蔵売掛金回収サービスの利用を検討されている方に限り、法律相談は無料となります。埋蔵売掛金回収サービスは次にあてはまる方はご利用頂けず、法律相談も受け付けられませんので、ご了承ください。1.債権が物を売ったあるいは仕事をした結果発生した債権ではない(損害賠償請求は対象外、賃料は応相談とさせて頂きます)2.債権額が50万円未満3.相手方が首都圏(東京... --- ### 売掛金・債権回収サービス > 請求したのに支払われない、連絡が取れないのに相手は営業を続けている。そんな悩みを抱える事業者様のための新しい債権回収サービスです。 - Published: 2025-04-20 - Modified: 2025-04-30 - URL: https://orangeline-law.jp/service/accounts-receivable-collection/ 埋蔵売掛金回収サービス 請求したのに支払われない、連絡が取れない、でも相手は営業を続けている そんな悩みを抱える事業者様のための、新しい債権回収サービスです。 取扱い業務 Service 立川市の弁護士竹村淳の 「埋蔵売掛金回収サービス」 Recommended 売掛金・債権回収を弁護士竹村淳に依頼するべき理由 「報酬30%でも選ばれる理由」 着手金ゼロ、回収額×30%の完全成功報酬制 同業よりも高めの率設定は、 他では真似できない“回収力”への対価です。 受任後10日以内に、 内容証明と同時に... --- ### 相続・遺言サービス > オレンジライン法律事務所は、相続と遺言に関連するあらゆるニーズに対応し、クライアントの個別の状況に合わせた解決策を提供します。 - Published: 2023-12-28 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/inheritance/ 相続・遺言関連専門法律サービス 遺産を守り、家族や愛する人々に財産を適切に分け与えるためにオレンジライン法律事務所は相続と遺言に関連するあらゆるニーズに対応します 取扱い業務 Service 立川市の弁護士竹村淳の「相続・遺言関連サービス」 Recommended 「相続、遺言に関する専門法律サービス」のススメ 遺産や相続に関する法的問題は、多くの人にとって非常に重要です。 遺産を守り、家族や愛する人々に財産を適切に分け与えるためには、専門的な法的アドバイスとサポートが欠かせません。 オレンジラ... --- ### 賃貸借契約関係の専門法律サービス > 専門知識と経験:当事務所の弁護士竹村淳は、賃貸借契約についての専門家としての知識が豊富で、長年にわたる実務経験を持っています。クライアント第一主義:クライアントのニーズを最優先に考え、迅速かつ効果的な解決策を提供します。 - Published: 2023-11-21 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/lease-contract/ 賃貸借契約関係専門法律サービス 賃貸借契約は、多くの法律的な要素と複雑な手続きがあるため、プロの法律サポートが必要 取扱い業務 Service 立川市の弁護士竹村淳の「賃貸借契約関係の専門法律サービス」 Recommended 「賃貸借契約関係の専門法律サービス」のススメ 賃貸借契約は、多くの法律的な要素と複雑な手続きがあるため、プロの法律サポートが必要です。 オレンジライン法律事務所は、賃貸借契約に関する幅広い専門知識を提供し、クライアントのニーズに合わせたサービスを提供しています。賃貸人の立... --- ### トップページ > オレンジライン法律事務所の立川弁護士「竹村 淳」は、顧問はもちろん、労働(未払い・解雇)、契約、相続、不動産、交通事故の法律相談に強い立川の弁護士です。東京都立川市柴崎町3-9-7 多摩川実業ビル4階 立川駅南口から徒歩5分。 - Published: 2023-05-11 - Modified: 2025-04-30 - URL: https://orangeline-law.jp/ 竹村 淳の考える 弁護士の役割 紛争解決 + 紛争予防 トラブルが発生する前にご相談いただくのがベストです! トラブルが発生する前にご相談いただくのがベストです!もっと弁護士を身近に感じて欲しいもっと弁護士を身近に感じて欲しい Attorney at law 立川で弁護士に法律相談なら当法律事務所へ 東京弁護士会(多摩支部) オレンジライン法律事務所 顧問弁護士契約 法律トラブルが発生する前にトラブルの発生そのものを予防し、もしトラブルが発生してしまった場合でも早期対応するすることが重要です。ま... --- ### サイトマップ > 【立川市の法律事務所】オレンジライン法律事務所の立川 弁護士 竹村 淳 オフィシャルWEBサイト。離婚問題、労働、遺産相続、不動産、過払い請求に強い東京都立川市の法律事務所です。多摩・立川市近郊の弁護士をお探しの方、お気軽にご相談・ご依頼下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2018-12-23 - URL: https://orangeline-law.jp/sitemap/ --- ### 個人情報保護方針 > 【立川市の弁護士事務所】オレンジライン法律事務所(立川)の弁護士 竹村 淳。個人情報保護方針について。当法律事務所は解雇・残業問題、遺産相続、不動産に強い東京都立川市の法律事務所です。離婚問題で多摩・立川で弁護士をお探しの方、債務整理、過払い金無料相談もお気軽に。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2023-06-23 - URL: https://orangeline-law.jp/privacy/ 個人情報保護方針 個人情報保護方針 1 個人情報の取得東京都立川市の弁護士竹村淳は、当サイトの利用者の個人情報(個人情報保護法が定義する個人情報を指します。以下、同じ)を利用目的の達成に必要な範囲で、適法かつ適正な手段により取得します。 2 個人情報の利用目的弁護士竹村淳は、以下の目的の達成に必要な範囲で、当サイトの利用者の個人情報を利用します。⑴ 案件(法律相談を含む)の処理及びこれに付随する連絡⑵ 講演・セミナー等の弁護士竹村淳の活動に関する案内、その他弁護士竹村淳が提供する法的サービスに関... --- ### コラム一覧 > 多摩・立川の法律相談ならオレンジライン法律事務所へ!「弁護士 竹村 淳」がお届けする弁護士・法律コラムです。様々な判例から見る法律上のポイントなどを独自の専門観点から解説しています。多摩周辺の弁護士事務所をお探しの際は、立川弁護士 竹村淳へご依頼・ご相談ください。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-01-22 - URL: https://orangeline-law.jp/column/ 弁護士法律コラム一覧 Column List 目次 弁護士コラム 契約書関連 不動産・賃貸借関連 相続・遺言関連 労務・労基関連 個人情報保護関連 民泊関連 contact まずは法律相談にお越しください 法律相談は有料ですが、資力のない方は法律相談料の負担がなくなる場合がありますので、お気軽にご相談ください。 初回法律相談 30分 5,000円(税抜き) 緊急性のある相談はお電話でご連絡ください 042-595-8920 受付時間:月曜日~金曜日 9:30-18:30 お問合せはこちら --- ### お問い合わせ > 【法律に関するお問合せ受付中】遺産相続・労働(残業代・解雇)・過払い・その他不動産・離婚問題・顧問契約等を中心に法律に関するお悩みは、立川の弁護士 事務所「オレンジライン法律事務所」の「竹村淳」へお気軽にご相談下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2023-06-23 - URL: https://orangeline-law.jp/contact/ お問い合わせ Contact Me お問い合わせ 法律相談をご希望の場合 契約書を始めとする法律に関するご相談は、事務所(オレンジライン法律事務所 東京都立川市柴崎町3-9-7 多摩川実業ビル4階)にお越し頂いたうえでの面談、または、Zoomを利用したオンライン面談で対応します。メールや電話での法律相談・ご依頼は受け付けておりません。法律相談は有料ですが(30分 5000円(税別))、資力のない方は法律相談料の負担がなくなる場合がありますので、お気軽にご相談ください。相談をご希望の方は、下記のフ... --- ### ご依頼者様からの声 > 【オレンジライン法律事務所 評判 口コミ】立川市弁護士 竹村 淳へご依頼頂いているお客様の声。顧問弁護士契約・労働(残業代未払い・解雇)、遺産相続の法律相談は1時間無料。過払い金は相談無料・着手金無料。離婚相談なども立川弁護士 竹村淳までお気軽にご相談下さい。立川周辺の弁護士口コミ・弁護士評判トップクラス! - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/voice/ Voice ご依頼者からの声 Voice of the Request ご依頼者からの声 弁護士顧問契約 UDS株式会社 経営企画部マネージャー Iさん 2015年春に当時在籍していた社員からの紹介で竹村弁護士と顧問契約を締結しました。UDSでは建築・不動産の企画・設計から始まり、その企画・設計をしたホテル・レストラン・シェアハウス等を自ら運営まで行う非常に多岐に渡る会社です。事業が多岐に渡ると特性も異なるため、法律スペシャリストである竹村弁護士との顧問契約は非常に重要な役割となっています。日常... --- ### プロフィール > 【立川の弁護士 無料相談なら!】東京都立川市を中心に多摩エリアにおける法律相談全般を弁護士 竹村 淳が承ります。東京弁護士会多摩支部所属。学歴・所有資格から役職・所属学会など。当法律事務所では、随時法律関連のご相談を承っております。まずは立川市の弁護士「竹村 淳」までお気軽にご依頼下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-22 - URL: https://orangeline-law.jp/profile/ Profile プロフィール Jun Takemura 竹村 淳のプロフィール name名前 竹村 淳 - たけむらじゅん立川 弁護士 竹村淳 WEBサイト academic career学歴 早稲田大学法学部 卒業 早稲田大学法学研究科修士課程 修了 東京大学法科大学院(ロースクール) 修了 qualifications所有資格 弁護士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級) 行政書士 宅地建物取引士 管理業務主任者 国内旅行業務取扱管理者 証券外務員一種 多摩・武蔵野検定2級 ... --- ### 企業法務(労働・労基) > 【顧問料は月額1万円~】立川市の弁護士事務所「オレンジライン法律事務所」は、会社経営における法務全般に強い立川の弁護士 竹村 淳が、企業に関する法律相談全般を承っております。企業法務全般で顧問弁護士をお探しの際は、立川弁護士 竹村淳へお気軽にご相談・ご依頼下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/corporate/ 企業法務 Company 企業向け法務 企業にかかわる様々な法的問題のご相談に対応します! 1.顧問業務 企業を巡る法律関係は複雑化しています。企業活動をしていくうえで「この場合は法律的にはどうなるのだろうか?」と疑問に思われる場面も今後ますます増えていくことが予想されます。インターネットで調べればある程度の知識は得られるかもしれませんが、玉石混交のインターネット上の情報のなかから信用できる情報を的確に入手することは、それはそれで難しいのではないでしょうか。そんなときこそ「顧問弁護士」の出番です... --- ### 契約書作成・リーガルチェック > 契約書に潜むリスクはリーガルチェックで未然に防ぐ事ができます。契約書のリーガルチェックは弁護士にご依頼ください。オレンジライン法律事務所が契約書のリーガルチェックにおける豊富な経験と実績であなたをお守りします。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/contract/ 弁護士竹村淳の「契約書のリーガルチェック」 About Contract 契約書のリーガルチェックについて 契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼するべき理由 結論から先にお伝えすると、契約書のリーガルチェック、契約書の作成は弁護士に依頼するべき一番の理由は、契約内容が各種法律に違反していない事が必須である点にあります。一番の理由以外も含めた、契約書作成時における3つのリーガルチェックのポイントをご紹介し、契約書がいかに重要且つ、契約書作成とリーガルチェックが簡単ではなく専門知識が必要だという事... --- ### 顧問弁護士契約 > 【月額2万円~の弁護士顧問料】東京都立川市の弁護士「竹村 淳」は、企業法務に強い立川の弁護士です。会社経営(労務・新会社設立・新規事業)に関する法律相談全般から、従業員の方を含めた個人相談。顧問弁護士をお探しの方、立川市弁護士「竹村 淳」までお気軽にご相談下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/adviser/ 立川市の弁護士竹村淳の「顧問弁護士契約」 Recommended 「顧問弁護士」のススメ 立川市の弁護士 竹村淳の顧問弁護士契約についてです。法律トラブルが発生する前にトラブルの発生そのものを予防し、また、もしトラブルが発生した場合であっても有利な方向に進められるように事前準備をすることが重要であることは異論がないところだと思います。しかし、だからといって、そのために「顧問弁護士」を置くことには躊躇される経営者が多い印象があります。その理由は主として「顧問弁護士が何をしてくれるのかわからない」「... --- ### 取扱業務 > 【立川市オレンジライン法律事務所】立川の弁護士「竹村 淳」が対応可能な取扱業務・法務一覧です。労働問題(不当解雇や賃金未払い)・相続(遺産相続)・不動産・借金(過払い金・債務整理)に関する問題や、夫婦間での離婚問題まで、経験豊富な立川弁護士 竹村淳が幅広く対応可能です。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/service/ Service 取扱業務 Corporate Legal Affairs 弁護士 竹村 淳は中小企業を応援します 顧問弁護士契約 法律トラブルが発生する前にトラブルの発生そのものを予防し、もしトラブルが発生してしまった場合でも早期対応するすることが重要です。また、ビジネスを進めていく中では「法律的な手続きについて知りたい」と思う場面も、しばしばあるのではないでしょうか?そういった相談を弁護士に気軽に依頼したいとお考えであるのならば弁護士 竹村淳の「顧問弁護士契約」はいかがでしょうか。 顧問弁護士... --- ### 事業理念 > 【法律相談をワンストップで解決!】東京弁護士会多摩支部の「立川の弁護士 竹村 淳」は、賃金未払いなどの労働問題から相続、不動産、借金に強い立川市の弁護士です。立川駅周辺の法律事務所をお探しの方、過払い相談 無料も随時承っております。立川周辺の法律相談全般は立川弁護士「竹村淳」へお問合せ下さい。 - Published: 2015-11-14 - Modified: 2025-04-20 - URL: https://orangeline-law.jp/vision/ Vision 事業理念 Philosophy 弁護士 竹村 淳の仕事への考え 気軽さと実力を兼ね備えた弁護士、これが私の目指す弁護士です 単なる風邪でも放置すれば、場合によっては、肺炎になり、最悪、命を落とすことも。最悪の事態を避けるためには早期受診が肝心。いや、そもそも、病気にならないようにするのがベスト。これは法律トラブルでも⼀緒です。トラブルを予防することが第⼀ですし、もし起きても早期に専⾨家に相談しましょう。しかし、未だに弁護⼠への相談は敷居が⾼いという印象が強いようです。こちらをご覧に... --- --- ## 投稿 ### 所定労働時間とは?法定労働時間・休憩時間・時間外労働との違いについて解説 - Published: 2025-03-19 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/scheduled-working-hours/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 1.所定労働時間と法定労働時間の違い所定労働時間とは、企業が就業規則や労働契約で定める労働時間のことであり、法定労働時間の範囲内で設定される必要があります。一方、法定労働時間とは、労働基準法により定められた労働時間の上限(1日8時間、週40時間)をいいます。2.時間外労働時間外労働とは、所定労働時間を超えて労働させることをいい、法定時間外労働と法内時間外労働があります。法定時間外労働とは、法定労働時間を超えて行う労働のことであり、法内時間外労働とは、所定労働時間が法定労働時間よりも短く設定されて... --- ### 遺言書(自筆証書遺言)を書く上での注意点 - Published: 2024-08-20 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/will/ - カテゴリー: 相続・遺言 1.自筆証書遺言について①(自書の要件) 民法968条によれば、自筆証書遺言は「遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し」なければならないとされています。 したがって、ワープロ等で作成されたものは、無効となってしまいます。 では、手が震えるなどするため文字を書くことが困難な者が他人の添え手による補助を受けて遺言を作成した場合、「自書」したといえるのでしょうか。 この点につき、最高裁(昭和62年10月8日判決)は、自筆証書遺言は他の方式の遺言と異なり証人や立会人の立会を要しないなど、最も簡易な方式... --- ### 大学教員任期法に基づく無期転換申込権10年特例について - Published: 2024-08-20 - Modified: 2024-08-20 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e6%95%99%e5%93%a1%e4%bb%bb%e6%9c%9f%e6%b3%95%e3%81%ab%e5%9f%ba%e3%81%a5%e3%81%8f%e7%84%a1%e6%9c%9f%e8%bb%a2%e6%8f%9b%e7%94%b3%e8%be%bc%e6%a8%a910%e5%b9%b4%e7%89%b9%e4%be%8b%e3%81%ab/ - カテゴリー: コラム 大学教員任期法に基づく無期転換申込権10年特例について 労働契約法18条1項によれば、有期労働契約の通算契約期間が5年を超えた場合、無期労働契約に転換することを申し込むことができるようになります。 しかし、大学教員任期法7条1項によれば、「同法5条1項の規定による任期付き労働契約を締結した教員等」については、労働契約法の特例として、この通算契約期間は10年となります。 ここで問題となるのは、「同法5条1項の規定による任期付き労働契約を締結した教員等」とは何かという点です。 同法5条1項は、任期付... --- ### 裁判官の定年 - Published: 2024-08-08 - Modified: 2024-08-08 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e8%a3%81%e5%88%a4%e5%ae%98%e3%81%ae%e5%ae%9a%e5%b9%b4/ - カテゴリー: コラム 裁判官の定年 憲法79条5項は「最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する」と規定し、また、憲法80条1項は、下級裁判所の裁判官は「法律の定める年齢に達した時には退官する」と規定します。 この「法律」というのは「裁判所法」であり、同法によると、最高裁判所の裁判官は70歳、高等裁判所、地方裁判所または家庭裁判所の裁判官は65歳、簡易裁判所の裁判官は70歳に達したときに退官するとされています(裁判所法50条)。 そして「年齢に達した時」とは、起算日に応答する日の前日が終了したとき、す... --- ### 憲法改正の手続き - Published: 2024-08-07 - Modified: 2024-08-07 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%86%b2%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%81%ae%e6%89%8b%e7%b6%9a%e3%81%8d/ - カテゴリー: コラム 憲法改正の手続き 憲法96条1項によれば、 憲法改正をするためには、各議院の総議員の3分の2以上の賛成を得たうえで、さらに国民投票にかけ、過半数の賛成を得る必要があります。 もう少し細かく見ていきましょう。 憲法改正の原案を国会に発議するためには、衆議院においては議員100人以上、参議院議員においては議員50人以上の賛成が必要です(国会法68条の2)。 これとは別に、衆議院と参議院に設けられた憲法審査会が発議するというルートもあります(国会法102条の7)。 原案の発議は、内容において関連する事... --- ### 裁判官の身分保障と身分を失う場合(心身の故障と弾劾)について - Published: 2024-08-01 - Modified: 2024-08-01 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e8%a3%81%e5%88%a4%e5%ae%98%e3%81%ae%e8%ba%ab%e5%88%86%e4%bf%9d%e9%9a%9c%e3%81%a8%e8%ba%ab%e5%88%86%e3%82%92%e5%a4%b1%e3%81%86%e5%a0%b4%e5%90%88%ef%bc%88%e5%bf%83%e8%ba%ab%e3%81%ae%e6%95%85%e9%9a%9c/ - カテゴリー: コラム 裁判官の身分保障と身分を失う場合(心身の故障と弾劾)について 裁判が公正に行われるためには、裁判が独立して職権を行使することができることが必要です。そこで、憲法は、裁判官が罷免される場合を、①裁判により心身の故障のために職務をとることできないと決定された場合か、②公の弾劾による場合の2つに限定しています(憲法78条)。 ①については、裁判官分限法という法律があり、同法は「回復の困難な心身の故障のために職務を執ることができないと裁判された場合」を免官事由としています(1条1項)。 この「裁判」は、... --- ### 風説の流布と課徴金 - Published: 2024-07-27 - Modified: 2024-07-27 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e9%a2%a8%e8%aa%ac%e3%81%ae%e6%b5%81%e5%b8%83%e3%81%a8%e8%aa%b2%e5%be%b4%e9%87%91/ - カテゴリー: コラム 風説の流布と課徴金 有価証券の取引のため、もしくは、相場の変動を図る目的をもって、うわさや合理的な根拠のない風評を不特定または多数の者に伝えることは、「風説の流布」として、金融商品取引法158条により禁止されています。 これに違反して、風説を流布し、その風説の流布によって、有価証券の価格に影響を与えた場合、課徴金の納付を命じられることになります(同法173条)。 課徴金の金額は、 違反行為の開始時から終了時までの間において、当該違反者が対象となる有価証券等について自己の計算で行った有価証券の売付... --- ### 賃貸借契約の「原状回復」について - Published: 2024-07-23 - Modified: 2024-07-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%8e%9f%e7%8a%b6%e5%9b%9e%e5%be%a9%e3%80%8d%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ - カテゴリー: コラム, 不動産・賃貸借契約 【賃貸借契約の「原状回復」について】 賃貸借契約が終了した場合、賃借人(借主)が「原状回復義務を負う」ということは、みなさん、ご存知だと思います。 ただ、この意味を正確に理解されていらっしゃるでしょうか。 民法によると、賃借人は、賃借物を受け取った後にこれに附属させた物がある場合、賃貸借契約が終了したときは、その附属させた物を収去する義務を負います(民法599条1項)。 そして、賃借物を受け取った後に生じた損傷を原状に復する義務を負います(民法621条)。 この2つの義務を合わせたものが、一般的... --- ### 生命保険金の相続 遺産分割対象になるのか? - Published: 2024-07-22 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/inheritance-division/ - カテゴリー: 相続・遺言 1.生命保険金と遺産分割①(遺産該当性) 被相続人Xには、相続人として妻Aと子Bがいるものとします。 Xは、生前、生命保険に加入しており、Aを死亡保険金の受取人としていました。Xが死亡したので、保険会社からAに死亡保険金が振り込まれました。Bはこの生命保険金を遺産分割の対象に含めるべきと主張しました。 Bの主張は認められるのでしょうか。 このような相続人のなかの特定の者を保険金受取人と指定した場合につき、判例(最高裁・昭和40年2月2日判決)は、保険契約の効力発生と同時に指定された相続人の固有財... --- ### 特定秘密保護法の概要 - Published: 2024-07-14 - Modified: 2024-07-14 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e7%89%b9%e5%ae%9a%e7%a7%98%e5%af%86%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e6%b3%95%e3%81%ae%e6%a6%82%e8%a6%81/ - カテゴリー: コラム 特定秘密保護法の概要 特定秘密保護法とは、国の安全保障に関する情報のうち特に秘匿することが必要なものの保護について、必要な事項を定めるものです(1条)。 特定秘密保護法による保護の対象となる「特定秘密」とは、次のもののことをいいます(同法3条1項)。 ①防衛に関する事項、②外交に関する事項、③特定有害活動(スパイ行為)の防止に関する事項、④テロリズムの防止に関する事項であって、 公になっていないもののうち、 その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要... --- ### 宗教団体等による献金勧誘行為の違法性の判断方法(最高裁・令和6年7月11日判決) - Published: 2024-07-14 - Modified: 2024-07-14 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e5%ae%97%e6%95%99%e5%9b%a3%e4%bd%93%e7%ad%89%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e7%8c%ae%e9%87%91%e5%8b%a7%e8%aa%98%e8%a1%8c%e7%82%ba%e3%81%ae%e9%81%95%e6%b3%95%e6%80%a7%e3%81%ae%e5%88%a4%e6%96%ad%e6%96%b9/ - カテゴリー: コラム 宗教団体等による献金勧誘行為の違法性の判断方法 最高裁は、宗教団体等による献金勧誘行為の違法性の判断方法につき、次のとおり、判断しました(最高裁・令和6年7月11日判決)。 宗教団体またはその信者が当該宗教団体に献金をするように他者を勧誘することは、宗教活動の一環として許容され、直ちに違法と評価されない。 しかし、勧誘の態様や献金の金額等の事情によっては、寄附者の自由に意思決定が阻害された状態でされる可能性があるとともに、寄附者に不当な不利益を与える可能性がある。 そうすると、宗教教団体等は、献... --- ### 不起訴の合意の有効性の判断方法(最高裁・令和6年7月11日判決) - Published: 2024-07-14 - Modified: 2024-07-14 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e4%b8%8d%e8%b5%b7%e8%a8%b4%e3%81%ae%e5%90%88%e6%84%8f%e3%81%ae%e6%9c%89%e5%8a%b9%e6%80%a7%e3%81%ae%e5%88%a4%e6%96%ad%e6%96%b9%e6%b3%95%ef%bc%88%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e3%83%bb%e4%bb%a4%e5%92%8c6/ - カテゴリー: コラム 不起訴の合意の有効性の判断方法(最高裁・令和6年7月11日判決) 不起訴の合意とは、特定の権利または法律関係について裁判所に訴えを提起しないことを約する私人間の合意のことをいいます。 この不起訴の合意について、最高裁は、以下のような判断をしました(最高裁・令和6年7月11日判決)。 ① 不起訴の合意はその効力を一律に否定すべきものではない。 ② しかし、不起訴の合意は憲法32条の裁判を受ける権利を制約するものであることから、その有効性については慎重に判断すべきであり、公序良俗に反する場合には無効... --- ### 除斥期間につき、信義則違反・権利濫用を主張することはできる(最高裁・令和6年7月3日判決) - Published: 2024-07-13 - Modified: 2024-07-13 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e9%99%a4%e6%96%a5%e6%9c%9f%e9%96%93%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%8d%e3%80%81%e4%bf%a1%e7%be%a9%e5%89%87%e9%81%95%e5%8f%8d%e3%83%bb%e6%a8%a9%e5%88%a9%e6%bf%ab%e7%94%a8%e3%82%92%e4%b8%bb%e5%bc%b5%e3%81%99/ - カテゴリー: コラム 除斥期間につき、信義則違反・権利濫用を主張することはできる(最高裁・令和6年7月3日判決) 改正前の民法724条は、以下のような条文でした。 (不法行為による損害賠償請求権の期間の制限) 不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から3年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から20年を経過したときも、同様とする。 この後段部分「不法行為の時から20年を経過したときも、同様とする」の意味につき、最高裁は、かつて、以下のとおり、判断しました... --- ### 公社住宅の使用関係については借地借家法32条1項の適用はある(最高裁・令和6年6月24日判決) - Published: 2024-06-26 - Modified: 2024-06-26 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/2847/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 地方住宅供給公社法(以下「公社法」といいます)24条は、「地方公社は、住宅の建設、賃貸その他の管理及び譲渡、宅地の造成、賃貸その他の管理及び譲渡並びに第二十一条第三項第三号及び第五号の施設の建設、賃貸その他の管理及び譲渡を行なうときは、他の法令により特に定められた基準がある場合においてその基準に従うほか、国土交通省令で定める基準に従つて行なわなければならない。」と規定します。 そして、同条の委任を受けた同法施行規則16条2項は、「地方公社は、賃貸住宅の家賃を変更しようとする場合においては、近傍同... --- ### 風俗営業法における宣伝広告規制 - Published: 2024-06-24 - Modified: 2024-06-24 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e9%a2%a8%e4%bf%97%e5%96%b6%e6%a5%ad%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e5%ae%a3%e4%bc%9d%e5%ba%83%e5%91%8a%e8%a6%8f%e5%88%b6/ - カテゴリー: コラム 風俗営業法における宣伝広告規制 風俗営業については、風営法によって広告宣伝に規制がかけられており、風営法16条は「風俗営業者は、その営業につき、営業所周辺における清浄な風俗環境を害するおそれのある方法で広告又は宣伝をしてはならない。」規定します。 風営法については、警察庁より、解釈基準が示されています(警察庁丙保発第13号、丙人少発第6号 全文はhttps://www. npa. go. jp/laws/notification/seian. html#hoanから検索できます)。 これによると... --- ### 弁護士が詳しく解説 そもそも契約書はなぜ必要なのか? > 【契約書作成に困った方必見!】そもそも契約書はなぜ必要なのか?契約書の役割と重要性を深く理解することは予期しないトラブルの回避に不可欠です。契約書がなぜ必要なのか、そして弁護士によるリーガルチェックの価値について解説します。 - Published: 2024-03-22 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/why-is-a-contract-needed/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: 契約書 1.契約書の基本的な役割 契約書は、二者またはそれ以上の当事者間の合意を形式化し、文書に記録するものです。この文書化により、契約内容に関する誤解を防ぎ、将来的な紛争の解決に役立つ明確な基準を提供します。契約書は、取引の条件、責任範囲、履行期限などを定めることで、双方の期待を明確にし、信頼関係を築きます。 2.契約書の法的強制力 契約書は単なる形式的な文書以上のものです。法的に拘束力があり、契約の条項に違反した場合、違反した当事者に対して法的措置を取ることが可能です。これは、契約書が予期せぬトラブ... --- ### 期間の定めのない賃貸借契約の解約申入れ(借地借家法27条)(マニアック借地借家法第4弾)。 - Published: 2024-01-29 - Modified: 2024-01-29 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e6%9c%9f%e9%96%93%e3%81%ae%e5%ae%9a%e3%82%81%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%84%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e8%a7%a3%e7%b4%84%e7%94%b3%e5%85%a5%e3%82%8c%ef%bc%88%e5%80%9f%e5%9c%b0/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法を深掘りして解説していく「マニアック借地借家法」第4弾。 今回のテーマは「期間の定めのない賃貸借契約の解約申入れ(借地借家法27条)」です。 民法617条によると、期間の定めのない賃貸借契約は、賃貸人も賃借人も、いつでも解約の申入れができ、建物の賃貸借契約については、解約の申入れの日から3か月を経過することによって終了します。 借地借家法27条は、民法617条の特則であり、期間の定めのない建物賃貸借契約につき、賃貸人からの解約申入れは、解約の申入れの日から6か月を経過することが必要とし... --- ### 借地借家法26条(法定更新の要件と効力)(マニアック借地借家法第3弾) - Published: 2024-01-21 - Modified: 2024-01-25 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%80%9f%e5%ae%b6%e6%b3%9526%e6%9d%a1%ef%bc%88%e6%b3%95%e5%ae%9a%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%ae%e8%a6%81%e4%bb%b6%e3%81%a8%e5%8a%b9%e5%8a%9b%ef%bc%89%ef%bc%88%e3%83%9e%e3%83%8b%e3%82%a2/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法を深掘りして解説していく「マニアック借地借家法」第3弾。 今回のテーマは「借地借家法26条(法定更新の要件と効力)」です。 借地借家法26条1項は、普通賃貸借契約については、当事者が期間の満了の1年前から6か月前までの間に相手方に対して更新をしない旨の通知または条件を更新しなければ更新をしない旨の通知をしなかったときは、従前の契約と同一の条件で契約を更新したものとみなすと規定します。 したがって、例えば、6か月前までに通知をせず、3か月前に通知をしたというような場合、契約は更新したもの... --- ### 建物の賃貸借契約の更新(民法と借地借家法26条の関係)(「マニアック借地借家法」第2弾) - Published: 2024-01-09 - Modified: 2024-01-09 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%81%ae%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0%ef%bc%88%e6%b0%91%e6%b3%95%e3%81%a8%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%80%9f%e5%ae%b6%e6%b3%9526%e6%9d%a1%e3%81%ae/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法を深掘りして解説していく「マニアック借地借家法」第2弾。 今回のテーマは「建物の賃貸借契約の更新(民法と借地借家法26条の関係)」です。 建物の賃貸借契約には「期間の定めのある」ものと「期間の定めのない」ものがあります。 そして、「期間の定めのあるもの」には、普通建物賃貸借契約と定期建物賃貸借契約があります。 これらの建物賃貸借契約のうち、借地借家法26条は「期間の定めのある」「普通建物賃貸借契約」の更新について定めるものです。 「借地借家法の適用を受ける建物の賃貸借契約とは?」のコラ... --- ### 借地借家法の適用を受ける賃貸借契約とは? - Published: 2024-01-09 - Modified: 2024-01-09 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%80%9f%e5%ae%b6%e6%b3%95%e3%81%ae%e9%81%a9%e7%94%a8%e3%82%92%e5%8f%97%e3%81%91%e3%82%8b%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法のマニアックな論点を解説していく「マニアック借地借家法」第1弾。 今回のテーマは「借地借家法の適用を受ける建物賃貸借契約とは?」です。 借地借家法1条によれば、借地借家法は「建物の賃貸借の契約の更新、効力等に関し特別の定めをする」ものです。 「特別の定めをする」というのは、一般法である民法に対する特別法であるという意味です。 どういった点が特別であるかということの詳細については、別の機会に委ねたいと思います。 そうすると、「建物の賃貸借の契約」であれば、借地借家法の適用がある、というこ... --- ### 「指定薬物」ってどういうもの? - Published: 2023-11-23 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e3%80%8c%e6%8c%87%e5%ae%9a%e8%96%ac%e7%89%a9%e3%80%8d%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%84%e3%81%86%e3%82%82%e3%81%ae%ef%bc%9f/ - カテゴリー: コラム 今回は「指定薬物」について解説します。 東京や大阪で、グミを食べた後に体調不良を訴える人が続出しているそうです。 問題となっているグミには、合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」が含まれており、この合成化合物は、大麻成分と似ているものだそうです。 しかし、この合成化合物は、2023年11月21日現在、「指定薬物」ではなく、厚生労働省は「指定薬物」に指定するよう検討するとのことです。 さて、この「指定薬物」とは、用語自体は聞いたことがある方は多いと思いますが、実際は、どういうもの... --- ### 【業務委託契約書】この契約書、要注意! - Published: 2023-11-08 - Modified: 2024-03-07 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e3%81%93%e3%81%ae%e5%a5%91%e7%b4%84%e6%9b%b8%e3%80%81%e8%a6%81%e6%b3%a8%e6%84%8f%ef%bc%81/ - カテゴリー: コラム, 契約書 【この契約書、要注意!】 最近、業務委託系の契約書で、よく目にするようになった条項があります。 具体的には、以下のようなものです。 第●条(損害賠償) 1 乙(受託者)は、本契約に違反することにより甲(委託者)に損害を与えた場合、その損害を賠償する責任を負う。 2 前項につき、乙が負担する損害賠償の額は、受領済みの業務委託料を超えないものとする。 これ、どうでしょうか。 どうでしょうか、といっても、記事のタイトルで「要注意」と書いてあるとおり、要注意なのですが。で、要注意なのは2項です。 「損害... --- ### 遺言の検認当日の流れ(東京家庭裁判所の場合) - Published: 2023-08-28 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e9%81%ba%e8%a8%80%e3%81%ae%e6%a4%9c%e8%aa%8d%e5%bd%93%e6%97%a5%e3%81%ae%e6%b5%81%e3%82%8c%ef%bc%88%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e5%ae%b6%e5%ba%ad%e8%a3%81%e5%88%a4%e6%89%80%e3%81%ae%e5%a0%b4%e5%90%88%ef%bc%89/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 遺言書 遺言の検認当日の流れ(東京家庭裁判所の場合) 自筆で書いた遺言の場合、原則として、裁判所での検認手続きが必要となります(民法1004条)。この検認手続きが必要ということは、いろいろな方がインターネット上で書いていますが、検認手続きの当日の流れについては、ほとんど情報がないように思うので、書いてみます。 ただし、ここで私が書く内容は、令和5年(2023年)8月時点の東京家庭裁判所での取り扱いであり、時期が違ったり、あるいは、別の裁判所によっては、取り扱いが異なる場合があります。また、東京家庭裁判所... --- ### 令和5年7月20日最高裁判決(名古屋自動車学校事件)について - Published: 2023-08-14 - Modified: 2025-03-13 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e4%bb%a4%e5%92%8c5%e5%b9%b47%e6%9c%8820%e6%97%a5%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%88%a4%e6%b1%ba%ef%bc%88%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e8%87%aa%e5%8b%95%e8%bb%8a%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e4%ba%8b%e4%bb%b6/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 労働契約法, 定年退職, 給与, 賞与 【令和5年7月20日最高裁判決(名古屋自動車学校事件)について】 1.事案の概要 本件の原告2名は、自動車教習所において、正社員として勤務し、教育指導員の業務に従事していました。 この自動車教習所においては、定年退職する正社員のうち希望する者については、期間を1年間とする有期労働契約を締結し(この有期労働契約を締結した者を、以下「嘱託社員」といいます)、これを更新することで、65歳まで再雇用することとしており、本件の原告2名も、この制度に基づいて定年退職後に再雇用され、従前と同じ、教育指導員の業... --- ### 借用書も簡単ではない - Published: 2023-04-06 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/iou/%e5%80%9f%e7%94%a8%e6%9b%b8%e3%82%82%e7%b0%a1%e5%8d%98%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84/ - カテゴリー: 借用書 【借用書も簡単ではない】 立て続けに借用書を作りたいという相談を受けているので、借用書を作るうえでの、おそらく、もっとも重要なポイントをお伝えします。 返済については分割払いとすることが多いと思います。 例えば、100万円を毎月10万円ずつ返済するという場合を考えてみましょう。 借主は、100万円を借り受け、これを毎月末日までに、毎月10万円ずつ返済するものとします。というような内容の借用書を取り交わしたとします。 さて、借主は、初回(初月)からいきなり返済せず、その次の月も返済しませんでした。... --- ### 弁護士が詳しく解説 契約書作成時におさえておくべきたった2つの注意点 > 【契約書作成に困った方必見!】契約書作成時のたった2つのポイントを、弁護士が実際の例や条文を用いて詳しく解説しています。 - Published: 2023-01-30 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/contract-checkpoint/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: 契約書 1.契約書はなぜ交わす? 契約書はを交わす理由をご存じですか? そんな基本的な事は分かっていそうですが、意外と分かっていない事が多いです。 ここを理解しているかいないかで、契約書の見方が変わってきますのでお付き合いください。 さて、日本の民法は、原則として、当事者の合意があれば、契約が成立するという建前をとっています。 つまり、民法的には、契約書を作らなくとも、契約は成立します。 そうであるにもかかわらず、契約書を交わすのはなぜなのでしょうか? 例を出してみます。 -例- あなたはAさんに100... --- ### 弁護士が詳しく解説 契約書作成時におさえておくべきたった2つの注意点 > 【契約書作成に困った方必見!】契約書作成時のたった2つのポイントを、弁護士が実際の例や条文を用いて詳しく解説しています。 - Published: 2023-01-30 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/contract-checkpoint/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: 契約書 1.契約書はなぜ交わす? 契約書はを交わす理由をご存じですか? そんな基本的な事は分かっていそうですが、意外と分かっていない事が多いです。 ここを理解しているかいないかで、契約書の見方が変わってきますのでお付き合いください。 さて、日本の民法は、原則として、当事者の合意があれば、契約が成立するという建前をとっています。 つまり、民法的には、契約書を作らなくとも、契約は成立します。 そうであるにもかかわらず、契約書を交わすのはなぜなのでしょうか? 例を出してみます。 -例- あなたはAさんに100... --- ### 弁護士が詳しく解説 契約書作成時におさえておくべきたった2つの注意点 > 【契約書作成に困った方必見!】契約書作成時のたった2つのポイントを、弁護士が実際の例や条文を用いて詳しく解説しています。 - Published: 2023-01-30 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/contract-checkpoint/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: 契約書 1.契約書はなぜ交わす? 契約書はを交わす理由をご存じですか? そんな基本的な事は分かっていそうですが、意外と分かっていない事が多いです。 ここを理解しているかいないかで、契約書の見方が変わってきますのでお付き合いください。 さて、日本の民法は、原則として、当事者の合意があれば、契約が成立するという建前をとっています。 つまり、民法的には、契約書を作らなくとも、契約は成立します。 そうであるにもかかわらず、契約書を交わすのはなぜなのでしょうか? 例を出してみます。 -例- あなたはAさんに100... --- ### 弁護士が解説 サブリース契約におけるサブリース業者からの中途解約について > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-10-11 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/termination_sublease/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース契約と賃貸借契約との違い サブリース契約における中途解約について詳しく説明をする前に、 混同して使われがちな「賃貸借契約」と「サブリース契約」について、混乱を避けるために違いをご説明します。 【賃貸借契約】 一般的な不動産の賃貸契約で、物件の所有者(オーナー)が入居者と賃貸借契約を結び、入居者から家賃を受け取るシステム。 【サブリース契約】 サブリース業者や不動産会社が物件をオーナーから借り上げ、入居者に転貸するシステム。 サブリース業者や不動産会社は入居者から家賃を受け取り、その... --- ### 弁護士が解説 サブリース契約におけるサブリース業者からの中途解約について > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-10-11 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/termination_sublease/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース契約と賃貸借契約との違い サブリース契約における中途解約について詳しく説明をする前に、 混同して使われがちな「賃貸借契約」と「サブリース契約」について、混乱を避けるために違いをご説明します。 【賃貸借契約】 一般的な不動産の賃貸契約で、物件の所有者(オーナー)が入居者と賃貸借契約を結び、入居者から家賃を受け取るシステム。 【サブリース契約】 サブリース業者や不動産会社が物件をオーナーから借り上げ、入居者に転貸するシステム。 サブリース業者や不動産会社は入居者から家賃を受け取り、その... --- ### 弁護士が解説 サブリース契約におけるサブリース業者からの中途解約について > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-10-11 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/termination_sublease/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース契約と賃貸借契約との違い サブリース契約における中途解約について詳しく説明をする前に、 混同して使われがちな「賃貸借契約」と「サブリース契約」について、混乱を避けるために違いをご説明します。 【賃貸借契約】 一般的な不動産の賃貸契約で、物件の所有者(オーナー)が入居者と賃貸借契約を結び、入居者から家賃を受け取るシステム。 【サブリース契約】 サブリース業者や不動産会社が物件をオーナーから借り上げ、入居者に転貸するシステム。 サブリース業者や不動産会社は入居者から家賃を受け取り、その... --- ### 弁護士が解説 賃料増減額請求権とは? > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-09-02 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/rent_increaseordecrease_claim/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.賃料増減額請求権の成立要件と効力発生時期 では、どのような場合に、賃料増減額請求は認められるのでしょうか。 建物賃料についての賃料増減額請求権を定める借地借家法32条を見てみましょう。 同条1項は「建物の借賃が、土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって建物の借賃の額の増減を請求することができる。 ただし、一... --- ### 弁護士が解説 賃料増減額請求権とは? > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-09-02 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/rent_increaseordecrease_claim/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.賃料増減額請求権の成立要件と効力発生時期 では、どのような場合に、賃料増減額請求は認められるのでしょうか。 建物賃料についての賃料増減額請求権を定める借地借家法32条を見てみましょう。 同条1項は「建物の借賃が、土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって建物の借賃の額の増減を請求することができる。 ただし、一... --- ### 弁護士が解説 賃料増減額請求権とは? > 【必見!賃料減額請求でお困りの方】多発しているサブリースの賃料減額請求。複雑で難解な「賃料増減額請求権」について詳しく解説します。 - Published: 2022-09-02 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/rent_increaseordecrease_claim/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.賃料増減額請求権の成立要件と効力発生時期 では、どのような場合に、賃料増減額請求は認められるのでしょうか。 建物賃料についての賃料増減額請求権を定める借地借家法32条を見てみましょう。 同条1項は「建物の借賃が、土地若しくは建物に対する租税その他の負担の増減により、土地若しくは建物の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍同種の建物の借賃に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって建物の借賃の額の増減を請求することができる。 ただし、一... --- ### 弁護士が解説!サブリース契約トラブル「賃料減額請求」は拒否できる? > 【必見!減額請求でお困りの方】多発しているサブリース契約における「賃料減額請求」トラブルは個人での解決は非常に困難です。弁護士にご相談ください。弁護士竹村淳は30%以上の減額請求に対して、約5%の減額の実績があります。 - Published: 2022-08-08 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/sablease-rent-reduction/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース(一括借り上げ)とは サブリースとは、不動産会社が建物オーナーの所有する建物1棟を丸ごと借り上げて(一括借り上げ)、それを第三者に転貸借する取引形態をいいます。 サブリースは、一般的には、転借人の入居状況にかかわらず、建物オーナーに一定の賃料が支払われる契約内容となっており、いわゆる空室リスクを抱えなくてよいということが、建物オーナーにとってのメリットであると考えられています。 2.サブリース(一括借り上げ)ビジネスの契約トラブル(問題点) 不動産(土地)の有効活用に悩む不動産オー... --- ### 弁護士が解説!サブリース契約トラブル「賃料減額請求」は拒否できる? > 【必見!減額請求でお困りの方】多発しているサブリース契約における「賃料減額請求」トラブルは個人での解決は非常に困難です。弁護士にご相談ください。弁護士竹村淳は30%以上の減額請求に対して、約5%の減額の実績があります。 - Published: 2022-08-08 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/sablease-rent-reduction/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース(一括借り上げ)とは サブリースとは、不動産会社が建物オーナーの所有する建物1棟を丸ごと借り上げて(一括借り上げ)、それを第三者に転貸借する取引形態をいいます。 サブリースは、一般的には、転借人の入居状況にかかわらず、建物オーナーに一定の賃料が支払われる契約内容となっており、いわゆる空室リスクを抱えなくてよいということが、建物オーナーにとってのメリットであると考えられています。 2.サブリース(一括借り上げ)ビジネスの契約トラブル(問題点) 不動産(土地)の有効活用に悩む不動産オー... --- ### 弁護士が解説!サブリース契約トラブル「賃料減額請求」は拒否できる? > 【必見!減額請求でお困りの方】多発しているサブリース契約における「賃料減額請求」トラブルは個人での解決は非常に困難です。弁護士にご相談ください。弁護士竹村淳は30%以上の減額請求に対して、約5%の減額の実績があります。 - Published: 2022-08-08 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/sablease-rent-reduction/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: サブリース契約, 借地借家法, 減額請求, 賃貸借契約 1.サブリース(一括借り上げ)とは サブリースとは、不動産会社が建物オーナーの所有する建物1棟を丸ごと借り上げて(一括借り上げ)、それを第三者に転貸借する取引形態をいいます。 サブリースは、一般的には、転借人の入居状況にかかわらず、建物オーナーに一定の賃料が支払われる契約内容となっており、いわゆる空室リスクを抱えなくてよいということが、建物オーナーにとってのメリットであると考えられています。 2.サブリース(一括借り上げ)ビジネスの契約トラブル(問題点) 不動産(土地)の有効活用に悩む不動産オー... --- ### 下請法における代金支払期日の規制 - Published: 2022-06-13 - Modified: 2025-03-13 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e4%b8%8b%e8%ab%8b%e6%b3%95%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e4%bb%a3%e9%87%91%e6%94%af%e6%89%95%e6%9c%9f%e6%97%a5%e3%81%ae%e8%a6%8f%e5%88%b6/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 下請法 下請法における代金支払期日の規制 下請法2条の2によれば、親事業者は、物品等を受領した日または下請事業者が役務の提供をした日から起算して60日以内に、代金の支払期日を定める義務があります。 これはどういった効果をもたらすのでしょうか。具体例を挙げます。 契約上、「代金の支払い期限は納品日の翌月末」という規定があるとします。 その前提で、3月15日に納品がされ、納品日の翌月末である4月30日に支払いがされたときは、60日以内の支払いですから、問題がないことになります。 では、3月1日に納品がされ、... --- ### 救急車のサイレンは必ず鳴らさないといけないのか。音の大きさは決まっているのか。 - Published: 2022-02-12 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%95%91%e6%80%a5%e8%bb%8a%e3%81%ae%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%81%af%e5%bf%85%e3%81%9a%e9%b3%b4%e3%82%89%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84%e3%81%ae/ - カテゴリー: コラム - タグ: 車両運送法, 道路交通法 救急車はサイレンを必ず鳴らさなければならないのでしょうか。 これについては道路交通法施行令に規定があり、消防用自動車は、緊急の用務のため運転するときは、サイレンを鳴らし、かつ、赤色の蛍光灯をつけなければならないとされています(14条1項、13条1項1号) したがって、救急車は必ずサイレンを鳴らさなければならないのです。 では、音の大きさは決まっているのでしょうか。 これについても、法律で決まっており、車両運送法第3章の規定に基づく道路運送車両の保安基準49条1項及び告示によれば、緊急自動車に備え... --- ### 債務を承認しても時効の援用はできるのか - Published: 2021-02-23 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/debt-receivables/%e5%82%b5%e5%8b%99%e3%82%92%e6%89%bf%e8%aa%8d%e3%81%97%e3%81%a6%e3%82%82%e6%99%82%e5%8a%b9%e3%81%ae%e6%8f%b4%e7%94%a8%e3%81%af%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b/ - カテゴリー: 債務・債権 - タグ: 時効, 民法 民法によると、時効期間が満了するだけでは時効の効力は発生せず、当事者が援用することによってはじめて効力が発生します(民法145条)。 一方、民法によると、時効によって利益を受けるものが相手の権利を認めた場合(例えば、金銭債務の債務者がその債務の支払い義務を認めた場合)、時効期間がリセットされ、そこからまた時効期間がスタートするとされています(民法152条1項)。これを権利の承認による時効の更新といいます。 では、時効期間が満了したあとに、権利の承認があった場合、債務者は時効を援用することができる... --- ### 従業員との間で秘密保持契約書を締結する意味とは - Published: 2021-02-20 - Modified: 2025-03-13 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%96%93%e3%81%a7%e7%a7%98%e5%af%86%e4%bf%9d%e6%8c%81%e5%a5%91%e7%b4%84%e6%9b%b8%e3%82%92%e7%b7%a0%e7%b5%90%e3%81%99%e3%82%8b%e6%84%8f%e5%91%b3%e3%81%a8/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 労働契約, 秘密保持契約書 従業員との間で秘密保持契約書を取り交わす企業は多いと思います。 この点、裁判例及び学説においては、従業員(労働者)は、労働契約における附随義務として、信義則上、企業(使用者)の秘密を保持する義務を負っていると考えられています(東京高裁昭和55年2月18日判決など)。 そうすると、企業は、従業員が勤務している間は、あえて別途、秘密保持契約書を取り交わす必要がないようにも思えます。 しかし、何が「秘密」に該当するかは必ずしも明らかではなく、ここに秘密保持契約書を取り交わす1つのメリットがあります。 ... --- ### 令和3年4月1日から消費税の表示はすべて税込に - Published: 2021-02-19 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/tax/%e4%bb%a4%e5%92%8c3%e5%b9%b44%e6%9c%881%e6%97%a5%e3%81%8b%e3%82%89%e6%b6%88%e8%b2%bb%e7%a8%8e%e3%81%ae%e8%a1%a8%e7%a4%ba%e3%81%af%e3%81%99%e3%81%b9%e3%81%a6%e7%a8%8e%e8%be%bc%e3%81%ab/ - カテゴリー: 税金 - タグ: 消費税法 令和3年4月1日から値札やチラシなどにおける消費税の表示はすべて税込表示になります。 しかし、 本記事投稿時(令和3年2月19日)現在の消費税法63条は「事業者(第九条第一項本文の規定により消費税を納める義務が免除される事業者を除く。)は、不特定かつ多数の者に課税資産の譲渡等(第七条第一項、第八条第一項その他の法律又は条約の規定により消費税が免除されるものを除く。以下この条において同じ。)を行う場合(専ら他の事業者に課税資産の譲渡等を行う場合を除く。)において、あらかじめ課税資産の譲渡等に係る資... --- ### 名古屋地方裁判所における債権差押の取下書の記載方法 - Published: 2021-02-16 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/debt-receivables/%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b%e5%9c%b0%e6%96%b9%e8%a3%81%e5%88%a4%e6%89%80%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e5%82%b5%e6%a8%a9%e5%b7%ae%e6%8a%bc%e3%81%ae%e5%8f%96%e4%b8%8b%e6%9b%b8%e3%81%ae%e8%a8%98/ - カテゴリー: 債務・債権 - タグ: 債権差押 裁判所は各裁判所によってローカルルールのようなものが存在します。ほとんどの方には役に立たない情報だと思いますが、備忘も兼ねて、記事として投稿します。 債権差押命令申立事件の表示について、例えば差押先が3行ある場合、通常は、以下のように記載します。 債権者 株式会社A債務者 株式会社B第三債務者 株式会社C銀行 外2名 しかし、名古屋地方裁判所で債権差押命令の取下げをする場合、取下書には以下のように記載する必要があるそうです。 債権者 株式会社A債務者 株式会社B第三債務者 株式会社C銀行、株式会... --- ### 従業員の給与振込口座を会社が指定できるか - Published: 2021-02-15 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%be%93%e6%a5%ad%e5%93%a1%e3%81%ae%e7%b5%a6%e4%b8%8e%e6%8c%af%e8%be%bc%e5%8f%a3%e5%ba%a7%e3%82%92%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%8c%e6%8c%87%e5%ae%9a%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%8b/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 労基法, 給与振込先 同じ銀行間の振込である場合、振込手数料を無料としている銀行は多いと思われます。では、振込手数料を節約するために、給与振込先の口座を会社が指定することはできるのでしょうか。 この点、 労基法24条1項本文は「賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。」と規定しています。 つまり、給与は、現金で、手渡しで支払うことが、労基法上の原則なのです。これを「通貨払いの原則」「直接払いの原則」といいます。 しかし、これには例外があり、従業員の同意を得た場合には、従業員が指定する口座に振り... --- ### 日給制における割増賃金計算の基礎となる賃金 - Published: 2021-02-12 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e6%97%a5%e7%b5%a6%e5%88%b6%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e5%89%b2%e5%a2%97%e8%b3%83%e9%87%91%e8%a8%88%e7%ae%97%e3%81%ae%e5%9f%ba%e7%a4%8e%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%82%8b%e8%b3%83%e9%87%91/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 割増賃金計算, 労基法, 日給制 日給制の場合の割増賃金計算の基礎となる賃金(以下「基礎賃金」という)の計算方法につき、労基法施行規則18条2号は「日によって定められた賃金については、その金額を一日の所定労働時間数(日によって所定労働時間数が異る場合には、一週間における一日平均所定労働時間数)で除した金額」と規定します。 例えば、日給1万円、1日の所定労働時間が8時間の場合、1万円÷8時間=1250円が基礎賃金となります。 月給制の場合と計算方法が違いますので、この点は注意が必要です。 立川の弁護士竹村淳(オレンジライン法律事務... --- ### 投資ファンドの有限責任(投資事業有限責任組合法) - Published: 2021-01-10 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/investment/%e6%8a%95%e8%b3%87%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%ae%e6%b3%95%e7%9a%84%e8%a6%8f%e5%88%b6/ - カテゴリー: 投資 - タグ: 投資ファンド, 投資事業有限責任組合契約法 投資ファンドの権利義務について定める法律として、投資事業有限責任組合契約法という法律があります。 投資ファンドは、民法上の組合として設立されてきましたが、そうすると、業務執行にかかわらない組合員も出資額を超えて責任を負うことになります(無限責任)。 投資家としてはリスクを避けたいのは当然であり、そうすると、投資ファンドを組成することに躊躇するようになり、ひいては、企業に資金が回らないことにつながってきます。 そこで、業務執行を行わない組合員が負う責任を出資額にとどめる(有限責任)ため、中小企業等... --- ### 契約書チェックのコツとは - Published: 2020-11-17 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e5%a5%91%e7%b4%84%e6%9b%b8%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%84%e3%81%a8%e3%81%af/ - カテゴリー: 契約書 「契約書チェックのコツを教えて欲しい」というご質問を頂くことがあります。 いろいろな意見があるかと思いますが、私としては、この2つが特に重要ではないかと考えています。 ①その取引で生じるリスクの洗い出し ②文言を明確にすること これができれば、だいたい大丈夫です。私の出番もないです。 では、問題。 前提。 A社とB社が業務委託契約を締結しました。A社が委託者、B社が受託者です。A社は福岡市、B社は東京にあります。業務を行うにあたっては、B社の従業員がA社に定期的に訪問する必要があります。 業務委... --- ### 転籍とは - Published: 2020-10-08 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e8%bb%a2%e7%b1%8d%e3%81%a8%e3%81%af/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 転籍 1.転籍とは 転籍とは、現在、勤務している会社との労働契約を終了させ、新たに別の会社との労働契約を開始させることをいいます。 出向とは、現在、勤務している会社との労働契約は維持しつつ、他の会社で、その指揮命令にしたがって勤務することをいい、現在、勤務している会社との労働契約が終了するかどうかという点で違いがあります。 2.会社は同意なく転籍を命じられるか 会社は、従業員の同意なく、転籍を命じられるのでしょうか。 これについては、従業員の個別の同意がないかぎり、会社が転籍を命じることはできないとす... --- ### 送りつけ商法に注意 - Published: 2020-04-19 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e9%80%81%e3%82%8a%e3%81%a4%e3%81%91%e5%95%86%e6%b3%95%e3%81%ab%e6%b3%a8%e6%84%8f/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: ネガティブオプション, 売買契約, 送りつけ商法 コロナの流行にかこつけて、こんなことが起こりそうな気がします。 ある日、自宅にマスク50枚が送られてきました。「マスク、どこにも売ってないから困ってたんだよね、助かったー」と思いましたが、どうしてマスクが届いたのか、心当たりがありません。マスクが入っていた箱のなかを見ると、「マスクが不要な場合は1週間以内にご返送ください。返送がない場合は購入したものをみなします」と書かれた手紙と金額が50000円と記載された振込用紙が入っていました。 怪しいなと思い、使わずに放置していたところ、マスクが到着して... --- ### ハンコを押す意味とは? - Published: 2020-04-15 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%82%b3%e3%82%92%e6%8a%bc%e3%81%99%e6%84%8f%e5%91%b3%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: ハンコ, 契約書, 民法 ハンコがテレワークの阻害要因となっているというニュースを見たので、法律家の見地からコメントしたいと思います。 そもそもハンコを押すことには、どういう意味があるのでしょうか。 法学部に入ったばかりの大学1年生が、民法の授業で、しかも、かなり最初の段階で学ぶことですが、民法では、申込の意思表示と承諾の意思表示が合致することにより契約が成立するとされており、ハンコどころか、契約書(書面)を作成することすら、要請されていません。 そうであるにもかかわらず、なぜ契約書を作成し、ハンコを押すのでしょうか。 ... --- ### 居住用建物の賃貸借の仲介手数料の規制 - Published: 2020-01-15 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e5%b1%85%e4%bd%8f%e7%94%a8%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%81%ae%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e3%81%ae%e4%bb%b2%e4%bb%8b%e6%89%8b%e6%95%b0%e6%96%99%e3%81%ae%e8%a6%8f%e5%88%b6/ - カテゴリー: 契約書 - タグ: 仲介手数料, 宅建業法 宅建業法46条によれば、宅建業者が仲介手数料として受け取ることのできる金額は無制限ではなく「国土交通大臣が定める額」が上限となります(宅建業法46条)。 そして、「国土交通大臣が定める額」を定める報酬告示第四によると、宅建業者が仲介手数料として依頼者の双方から受けることのできる報酬の額の合計額は、1か月分の賃料の1. 1倍以内でなければならず、この場合において、居住用建物の賃貸借の仲介手数料として依頼者の一方から受けることのできる報酬は、仲介の依頼を受けるにあたって当該依頼者の承諾を得ている場合... --- ### 八王子市政治倫理審査会委員に就任 - Published: 2019-09-01 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/infomation/%e5%85%ab%e7%8e%8b%e5%ad%90%e5%b8%82%e6%94%bf%e6%b2%bb%e5%80%ab%e7%90%86%e5%af%a9%e6%9f%bb%e4%bc%9a%e5%a7%94%e5%93%a1%e3%81%ab%e5%b0%b1%e4%bb%bb/ - カテゴリー: お知らせ 令和元年9月1日付で八王子の政治倫理審査会委員に就任しました。 任期は令和元年9月1日から令和3年8月31日までです。 https://www. city. hachioji. tokyo. jp/shisei/001/002/102/007/p009901_d/fil/seijirinri29-31. pdf --- ### 賃貸借契約の保証人(民法改正) - Published: 2019-08-27 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e4%bf%9d%e8%a8%bc%e4%ba%ba%ef%bc%88%e6%b0%91%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3%ef%bc%89/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 民法, 賃貸借契約, 連帯保証人 1.現在の保証人の地位 賃貸借契約においては、多くの場合、連帯保証人をつけることを求められます。 しかし、現在の民法では、賃借人の連帯保証人となると、思わぬ責任を負担することになりかねません。 例えば、マンションの賃借人が室内で火災を発生させ、マンション全体を全焼させてしまったような場合、連帯保証人は、賃貸人から膨大な金額の損害賠償請求を受けることになります。 2.民法改正 この点、民法改正により、次の条文が置かれることになりました。 民法465条の2 1 一定の範囲に属する不特定の債務を主たる... --- ### 2019年5月1日と10月22日はなぜ「祝日」なのか - Published: 2019-03-25 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/column/2019%e5%b9%b45%e6%9c%881%e6%97%a5%e3%81%a810%e6%9c%8822%e6%97%a5%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%80%8c%e7%a5%9d%e6%97%a5%e3%80%8d%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%8b/ - カテゴリー: コラム - タグ: 祝日 祝日は「国民の祝日に関する法律」という法律によって決められており、同法によると、以下の日が祝日とされています。 元日 1月1日成人の日 1月の第2月曜日建国記念の日 政令で定める日(2月11日) 春分の日 春分日  昭和の日 4月29日 憲法記念日 5月3日 みどりの日 5月4日 こどもの日 5月5日 海の日 7月の第3月曜日 山の日 8月11日 敬老の日 9月の第3月曜日 秋分の日 秋分日 体育の日 10月の第2月曜日 文化の日 11月3日 勤労感謝の日 11月23日 天皇誕生日 12月23日... --- ### 建物賃貸借契約は中途解約できるのか? > 【弁護士が解説】本記事では、「建物賃貸借契約中途解約」の基本ルールや民法、借地借家法による条件・制限について詳しく解説します。中途解約を検討する際のトラブル防止のため、ぜひ参考にしてください。 - Published: 2019-03-04 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/building-lease-contract-terminated-midway/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 中途解約, 建物賃貸借契約 目次 1.一般的な建物賃貸借契約一般的な建物賃貸借契約書は、居住用建物の場合は1~2か月程度、事業用建物の場合は6か月程度の予告期間をもって、賃借人が賃貸借契約の解約申入れをできる旨の条項が存在します。 2.解約の条項がなくても中途解約はできるのか?では、このような条項がなかった場合、賃借人は定期建物賃貸借契約(以下「定期借家契約」といいます)を解約することができるのでしょうか。 これについては、民法によれば、期間を定めて契約した場合は、当事者が中途解約について特に合意をしていないのであれば、賃... --- ### 取締役の解任(その任期設定で大丈夫ですか?) - Published: 2019-02-26 - Modified: 2023-08-29 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%8f%96%e7%b7%a0%e5%bd%b9%e3%81%ae%e8%a7%a3%e4%bb%bb%ef%bc%88%e6%96%b9%e6%b3%95%e3%81%a8%e6%b3%a8%e6%84%8f%e7%82%b9%ef%bc%89/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 1.取締役の解任に「正当な理由」は必要か 取締役は、どのような理由があれば、解任することができるのでしょうか。 この点につき、会社法339条1項は「役員及び会計監査人は、いつでも、株主総会の決議によって解任することができる」と規定し、同条2項は「前項の規定により解任された者は、その解任について正当な理由がある場合を除き、株式会社に対し、解任によって生じた損害の賠償を請求することができる」と規定しています。 同条2項は「正当な理由」がない場合であっても解任できることを前提とする条文ですから、同条1... --- ### 法律家(弁護士)に向いている人とは? - Published: 2019-01-04 - Modified: 2019-01-04 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%b3%95%e5%be%8b%e5%ae%b6%ef%bc%88%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%a3%ab%ef%bc%89%e3%81%ab%e5%90%91%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e4%ba%ba%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ - カテゴリー: コラム 1.サンサンロードの看板 看板の「ここ」とは、立川駅北側のモノレール下の通称「サンサンロード」です(右側の画像)。 看板によると、サンサンロードは、自転車・歩行者専用道路であり、ここで、①球技(野球・サッカー等)、②ローラースケート、③スケートボード、④これらに類する行為をすることは、道路交通法により禁止されているとのことです。 2.道路交通法76条4項3号 ここで「本当か?」と思って調べてしまうのは、職業病ですね(いや、私だけ?)。 該当する条文を探してみたところ、道交法76条4項3号に、何人... --- ### 商法521条の「物」に不動産は含まれるのか(最高裁平成29年12月14日判決) - Published: 2018-12-18 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%95%86%e6%b3%95521%e6%9d%a1%e3%81%ae%e3%80%8c%e7%89%a9%e3%80%8d%e3%81%ab%e4%b8%8d%e5%8b%95%e7%94%a3%e3%81%af%e5%90%ab%e3%81%be%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%88%e6%9c%80%e9%ab%98/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 判例 1.留置権とは  民法295条1項本文は、留置権の内容につき、「他人の物の占有者は、その物に関して生じた債権を有するときは、その債権の弁済を受けるまで、その物を留置することができる」と規定します。  条文だと内容がわかりづらいので、具体例で説明します。  Xは、腕時計が故障したので、Y時計店に修理を依頼しました。その後、修理が完了したのでYがXに連絡したところ、Xは来店しました。しかし、Xは修理費用を支払わなかったので、Yは「修理代金を支払うまで腕時計は引き渡さない」と言って、腕時計の引渡しを拒... --- ### 取締役会設置会社における代表取締役の解任手続きについて - Published: 2018-12-15 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%8f%96%e7%b7%a0%e5%bd%b9%e4%bc%9a%e8%a8%ad%e7%bd%ae%e4%bc%9a%e7%a4%be%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e5%8f%96%e7%b7%a0%e5%bd%b9%e3%81%ae%e8%a7%a3%e4%bb%bb%e6%89%8b%e7%b6%9a/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 代表取締役解任, 取締役会 1.設例  取締役会設置会社であるX社には、取締役として、A、B、C、D、Eの5名がおり、うちAが代表取締役に選任されていた。  ところが、Aは会社の財産を横領していた容疑で逮捕、勾留されてしまった。  BらA以外の取締役は、Aが横領していた事実は確実であるとして、Aを代表取締役から直ちに解任したい。  Bらはどのような手続きをとればよいのか。 2.代表取締役の解任を行う機関  では、そもそも代表取締役の解任は、どの機関が行うのでしょうか。  会社法によれば、取締役会設置会社における代表取締役の... --- ### 賃借人の修繕権限(改正民法対応) - Published: 2018-12-11 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e8%b3%83%e5%80%9f%e4%ba%ba%e3%81%ae%e4%bf%ae%e7%b9%95%e6%a8%a9%e9%99%90%ef%bc%88%e6%94%b9%e6%ad%a3%e6%b0%91%e6%b3%95%e5%af%be%e5%bf%9c%ef%bc%89/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 修繕権限, 賃借人 /*! elementor-pro - v3. 10. 3 - 29-01-2023 */ . elementor-widget-table-of-contents . elementor-toc__header-title{color:var(--header-color)}. elementor-widget-table-of-contents. elementor-toc--collapsed . elementor-toc__toggle-button--collapse,. eleme... --- ### 賃貸人の修繕義務(改正民法対応) - Published: 2018-12-10 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e8%b3%83%e8%b2%b8%e4%ba%ba%e3%81%ae%e4%bf%ae%e7%b9%95%e7%be%a9%e5%8b%99%ef%bc%88%e6%94%b9%e6%ad%a3%e6%b0%91%e6%b3%95%e5%af%be%e5%bf%9c%ef%bc%89/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 修繕義務, 賃貸人 /*! elementor-pro - v3. 10. 3 - 29-01-2023 */ . elementor-widget-table-of-contents . elementor-toc__header-title{color:var(--header-color)}. elementor-widget-table-of-contents. elementor-toc--collapsed . elementor-toc__toggle-button--collapse,. eleme... --- ### 敷金とは?(改正民法対応) - Published: 2018-12-08 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e6%95%b7%e9%87%91%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f%ef%bc%88%e6%94%b9%e6%ad%a3%e6%b0%91%e6%b3%95%e5%af%be%e5%bf%9c%ef%bc%89/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 1.敷金の定義  「敷金」ということば自体は、一般的に広く認知されていますが、これまでの民法では「敷金」を定義する規定が存在しませんでした。  しかし、民法改正により、敷金とは「いかなる名目によるかを問わず、賃料債務その他の賃借権に基づいて生ずる賃借人の賃貸人に対する金銭の給付を目的とする債務を担保する目的で、賃借人が賃貸人に交付する金銭をいう」という定義規定が設けられることになりました(改正民法622条の2)。  この定義によると、「保証金」という名目であったとしても、「賃料債務その他の賃借権... --- ### 借地上の建物の譲渡・転貸と地主の借地契約の解除権 - Published: 2018-11-27 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e4%b8%8a%e3%81%ae%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%81%ae%e8%ad%b2%e6%b8%a1%e3%83%bb%e8%bb%a2%e8%b2%b8%e3%81%a8%e5%9c%b0%e4%b8%bb%e3%81%ae%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e8%a7%a3/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地上の建物の譲渡・転貸と地主の借地契約の解除権 民法612条1項は「賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ、その賃借権を譲り渡し、又は賃借物を転貸することができない。」と規定し、さらに、同条2項は「賃借人が前項の規定に違反して第三者に賃借物の使用又は収益をさせたときは、賃貸人は、契約の解除をすることができる。」と規定します。 これによれば、賃借人が賃貸人の承諾を得ずに、賃借権を第三者に譲渡または転貸し、賃借物の使用または収益をさせたときは、賃貸人は、賃貸借契約を解除することができることになります。... --- ### 約款について―民法改正― - Published: 2018-11-26 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/contract/%e7%b4%84%e6%ac%be%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e2%80%95%e6%b0%91%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3%e2%80%95/ - カテゴリー: 契約書 約款について―民法改正― 1.日常生活を規律する「約款」 JR東日本を利用する場合、特急列車が、到着時刻より2時間以上遅れた場合は、特急料金の全額が返還されます。逆にいえば、1時間の遅延では、特急料金は返還(減額)されません。 これは、JR東日本の定める運送約款にそのような定めがあり(具体的には「旅客営業規則」282条)、利用者がその適用を受けるためです。 このように、運送約款を初めとする「約款」は、あまり意識しないうちに、日常生活の多くの場面で、当事者間の法律関係を規律しています。 2.民法改... --- ### 取締役は株主総会決議なしに退職金を請求できるか - Published: 2018-11-21 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%8f%96%e7%b7%a0%e5%bd%b9%e3%81%af%e6%a0%aa%e4%b8%bb%e7%b7%8f%e4%bc%9a%e6%b1%ba%e8%ad%b0%e3%81%aa%e3%81%97%e3%81%ab%e9%80%80%e8%81%b7%e9%87%91%e3%82%92%e8%ab%8b%e6%b1%82%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 取締役は株主総会決議なしに退職金を請求できるか 会社法は、取締役の報酬、賞与その他の職務執行の対価として株式会社から受ける財産上の利益は、定款に定めがないときは、株主総会の決議によって定められることが必要と規定します(会社法361条1項)。 取締役の退任時に支給される退職金も、在職中の職務執行の対価として支払われるものであるかぎり、この規定の適用を受けるとされています(最高裁昭和39年12月11日)。 したがって、定款の定めまたは株主総会の決議がないかぎり、取締役は退職金の支給を受けられないとい... --- ### 建物買取請求権 借地契約が終了したときの借地上の建物の取扱い - Published: 2018-11-20 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/right-to-purchase-building/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地契約が終了したときの借地上の建物の取扱い(建物買取請求権) 民法の原則によると、借地契約が終了したときに、借地上に借地人所有の建物が存在する場合、その建物は土地の使用収益を妨げるものなので、借地人はその建物を収去したうえで、土地を明け渡さなければなりません。 しかし、 そこで、借地借家法は、借地権の存続期間が満了した場合において、契約の更新がないときは、借地人は、地主に対し、借地人が借地上に所有する建物を時価で買い取ることを請求することができるとの規定を設けました(同法13条1項)。 借地人... --- ### 郵便物はなぜ月曜日から土曜日に配達され、日曜日、祝日、休日に配達されないのか - Published: 2018-11-19 - Modified: 2018-11-19 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e9%83%b5%e4%be%bf%e7%89%a9%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e6%9c%88%e6%9b%9c%e6%97%a5%e3%81%8b%e3%82%89%e5%9c%9f%e6%9b%9c%e6%97%a5%e3%81%ab%e9%85%8d%e9%81%94%e3%81%95%e3%82%8c%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9b%9c/ - カテゴリー: コラム 郵便物はなぜ月曜日から土曜日に配達され、日曜日、祝日、休日に配達されないのか 普通郵便は、月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜に配達され、日曜や祝日、休日には配達されません。 これは、郵便法という法律によって、そのように決まっているからです。 郵便法では、日本郵便は、業務開始の際、郵便業務管理規程を定め、総務大臣の認可を受けなければならないとされ(同法70条1項)、その認可を受けるには、1週間につき、6日以上郵便物の配達を行うことができるものとして、総務省令で定める基準に適合する郵便物の配達の方法... --- ### 更新のない借地契約とは - Published: 2018-11-18 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%ae%e3%81%aa%e3%81%84%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%a8%e3%81%af/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 更新のない借地契約とは 借地借家法によると、建物所有目的の借地契約は「正当な理由」がない限り、地主が更新を拒絶することはできません。しかし、そうすると、地主の立場からすると、土地が容易に返還されないことを懸念し、借地契約を締結することを躊躇せざるえません。これは、結果として、土地利用が進まなくなる弊害を生じさせることになります。 そこで、借地借家法は、「正当な理由」がなくとも期間満了によって借地契約が終了する、特別な借地契約の類型を設けました。 1.一般定期借地権(同法22条) 存続期間を50年... --- ### 借地契約が更新された後に建物が滅失したとき、地主と借地人はなにができるか - Published: 2018-11-17 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%8c%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%be%8c%e3%81%ab%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%81%8c%e6%bb%85%e5%a4%b1%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%80%81/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地契約が更新された後に建物が滅失したとき、地主と借地人はなにができるか 借地契約の更新前に建物が滅失した場合の法律関係については、前回の投稿で取り扱いました。 今回、取り扱うのは、借地契約が一旦更新された後に、建物が滅失した場合の法律関係です。 1.借地人による借地契約の解消 そもそも、期間の定めのある借地権については、解約についての特約がないかぎり、借地人から解約の申し入れをすることはできません。この点は、借家契約とは異なる部分です。 しかし、借地契約の更新後については、借地人は借地契約の解... --- ### 借地上の建物を再築したとき、契約期間は延長されるのか(契約更新前のケース) - Published: 2018-11-16 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e4%b8%8a%e3%81%ae%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%82%92%e5%86%8d%e7%af%89%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%80%81%e5%a5%91%e7%b4%84%e6%9c%9f%e9%96%93%e3%81%af%e5%bb%b6%e9%95%b7%e3%81%95/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地上の建物を再築したとき、契約期間は延長されるのか(契約更新前のケース) 1.事例 今回は事例を使って説明したいと思います。 Xさん(借地権者)とYさん(地主)は、建物の所有を目的とする期間30年の借地契約を締結しました。その契約では建物の種類に特に制限はなく、再建築を不可とする条項もありませんでした。その後、Xさんは借地上に木造の自宅建物を建築しました。しかし、25年が経過した頃、Xさんは、その建物を取り壊して鉄筋コンクリート造のマンションを作って賃料収入を得ようと考えるようになりました。そ... --- ### 借地契約の更新拒絶には「正当な理由」が必要 - Published: 2018-11-15 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e6%9b%b4%e6%96%b0%e6%8b%92%e7%b5%b6/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地契約の更新拒絶には「正当な理由」が必要 建物所有を目的とする借地契約は、期間は最低でも30年ですので(借地借家法3条)、非常に長期間ではありますが、それても、期間の定めがあれば、いつかは期間が満了するときが来ます。 では、期間が満了したときは、地主は借地権者に対して、借地契約の終了を主張して、土地の明渡しを請求できるのでしょうか。 この点につき、借地借家法は、借地権者が更新を請求した場合あるいは更新の請求をしなくとも土地の使用を継続する場合は、遅滞なく異議を述べなければならず(同法5条)、か... --- ### 借地上の建物の増改築を地主が拒否した場合の対処法 - Published: 2018-11-14 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e4%b8%8a%e3%81%ae%e5%bb%ba%e7%89%a9%e3%81%ae%e5%a2%97%e6%94%b9%e7%af%89%e3%82%92%e5%9c%b0%e4%b8%bb%e3%81%8c%e6%8b%92%e5%90%a6%e3%81%97%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88%e3%81%ae%e5%af%be/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地上の建物の増改築を地主が拒否した場合の対処法 土地の賃貸借契約においては、借地上の建物の増改築を行う場合には地主の承諾を得る必要がある旨の条項が置かれることがあります。 では、借地権者が建物の増改築を行いたいと考えたが、地主がそれを承諾しない場合、借地権者は増改築を諦めなければならないのでしょうか。 この点、借地借家法は、土地の通常の利用上相当とすべき増改築について、当事者間に協議が調わないときは、裁判所は、借地権者の申立てにより、その増改築についての借地権設定者の承諾に代わる許可を与えるこ... --- ### 地代の増減額請求について - Published: 2018-11-13 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%9c%b0%e4%bb%a3%e3%81%ae%e5%a2%97%e6%b8%9b%e9%a1%8d%e8%ab%8b%e6%b1%82%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 地代の増減額請求について 1.増減額請求の要件(借地借家法11条1項本文) 借地借家法11条1項本文は、地代の増減額請求権につき、「地代又は土地の借賃(以下この条及び次条において「地代等」という。)が、土地に対する租税その他の公課の増減により、土地の価格の上昇若しくは低下その他の経済事情の変動により、又は近傍類似の土地の地代等に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は、将来に向かって地代等の額の増減を請求することができる」と規定しています。 同項を細かく見ていくと、①「土地... --- ### 地主が借地を第三者に売却した場合、借地人は借地権をその第三者に対抗できるか - Published: 2018-11-12 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%9c%b0%e4%b8%bb%e3%81%8c%e5%80%9f%e5%9c%b0%e3%82%92%e7%ac%ac%e4%b8%89%e8%80%85%e3%81%ab%e5%a3%b2%e5%8d%b4%e3%81%97%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88%e3%80%81%e5%80%9f%e5%9c%b0%e4%ba%ba%e3%81%af%e5%80%9f/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 地主が借地を第三者に売却した場合、借地人は借地権をその第三者に対抗できるか 1.民法の原則 民法は、賃借人は、賃借権の登記があれば、譲受人に対抗できると規定しています(民法605条)。しかし、逆にいえば、民法によると、賃借権の登記がなければ、賃借人は、譲受人に対抗できないということになります。 この点、賃借権の登記は、実際にはほとんど行われておらず、特約がない限り、賃借人から賃貸人に対し、登記手続きをするよう請求することもできないと考えられています。 2.借地借家法による修正 しかし、民法の原則... --- ### 地主の承諾なしに借地権の譲渡・転貸はできるのか? > 【弁護士が解説】借地権を譲渡したいが「地主が承諾しない」場合、譲渡や転貸は一切できないのでしょうか?本記事では、地主の承諾なしに借地権を譲渡する方法や、その際に注意すべきポイントを詳しく解説します。 - Published: 2018-11-08 - Modified: 2025-03-19 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/transfer-and-subleasing-of-leasehold-rights/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 目次 地主の承諾なしに借地権の譲渡・転貸はできるのか 1.民法の原則と借地借家法による修正民法によると、賃貸人の承諾がない限り、賃借人は賃借権を譲渡・転貸することはできず、これに違反して、第三者に使用または収益させたときは、賃貸人は賃貸借契約を解除することができます(民法612条)。そうすると、借地権設定者の承諾なしに借地権を譲渡・転貸すると、契約を解除されてしまうことになりそうですが、借地借家法は、民法の原則を修正し、借地権者が借地権の目的である土地の上の建物を第三者に譲渡しようとする場合にお... --- ### 借地借家法25条の「一時使用」とは? - Published: 2018-11-07 - Modified: 2025-04-08 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%80%9f%e5%ae%b6%e6%b3%9525%e6%9d%a1%e3%81%ae%e3%80%8c%e4%b8%80%e6%99%82%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法25条の「一時使用」とは? 1.借地借家法25条 借地借家法25条は「第三条から第八条まで、第十三条、第十七条、第十八条及び第二十二条から前条までの規定は、臨時設備の設置その他一時使用のために借地権を設定したことが明らかな場合には、適用しない。」と規定し、これによると、「一時使用」のために借地権を設定した場合は、最低30年とする借地権の存続期間の規定(3条)や更新拒絶に正当理由が必要とする規定(6条)等が適用されなくなります。 このように「一時使用」のための借地権であるかどうかによって... --- ### 敷金が差し押さえられた場合の賃貸人の対応(誰にいついくらを払えばよいのか) - Published: 2018-10-29 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e6%95%b7%e9%87%91%e3%81%8c%e5%b7%ae%e3%81%97%e6%8a%bc%e3%81%95%e3%81%88%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%a0%b4%e5%90%88%e3%81%ae%e8%b3%83%e8%b2%b8%e4%ba%ba%e3%81%ae%e5%af%be%e5%bf%9c%ef%bc%88%e8%aa%b0/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 敷金が差し押さえられた場合の賃貸人の対応(誰にいついくらを払えばよいのか) 不動産の賃貸借契約が締結される場合、敷金が差し入れられることが一般的に行われています。 では、敷金が差し押さえられた場合、賃貸人はどのように対応すべきなのでしょうか。 この問題を考えるにあたっては、そもそも敷金とはどういうものなのかから検討する必要があります。 敷金については民法に明確な規定はなかったのですが、民法改正により、敷金とは「いかなる名目によるかを問わず、賃料債務その他の賃貸借に基づい生ずる賃借人の賃貸人に対す... --- ### 賃貸借契約と使用貸借契約の区別 > 賃料1円でも賃貸借契約は成立するのか?賃貸借契約と使用貸借契約の区別について弁護士竹村淳が詳しく解説します - Published: 2018-10-17 - Modified: 2023-09-21 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/shiyo-taishaku-keiyaku/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 - タグ: 使用賃借契約, 賃貸借契約 賃料1円でも賃貸借契約は成立するのか(賃貸借契約と使用貸借契約の区別) 1 賃貸借契約と使用貸借契約の民法上の区別 民法594条によれば、使用貸借契約は「当事者の一方が無償で使用及び収益をした後に返還をすることを約して相手方からある物を受け取ることによって、その効力を生ずる」とされています。 一方、民法601条によれば、賃貸借契約は「当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し、相手方がこれに対してその賃料を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。」とされています。 そ... --- ### 賃料1円でも賃貸借契約は成立するのか(賃貸借契約と使用貸借契約の区別) - Published: 2018-10-17 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e8%b3%83%e6%96%99%ef%bc%91%e5%86%86%e3%81%a7%e3%82%82%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%af%e6%88%90%e7%ab%8b%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%88%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 賃料1円でも賃貸借契約は成立するのか(賃貸借契約と使用貸借契約の区別) 1 賃貸借契約と使用貸借契約の民法上の区別 民法594条によれば、使用貸借契約は「当事者の一方が無償で使用及び収益をした後に返還をすることを約して相手方からある物を受け取ることによって、その効力を生ずる」とされています。 一方、民法601条によれば、賃貸借契約は「当事者の一方がある物の使用及び収益を相手方にさせることを約し、相手方がこれに対してその賃料を支払うことを約することによって、その効力を生ずる。」とされています。 そ... --- ### 労働契約締結時における労働条件の明示 - Published: 2018-10-11 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%a5%91%e7%b4%84%e7%b7%a0%e7%b5%90%e6%99%82%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e5%8a%b4%e5%83%8d%e6%9d%a1%e4%bb%b6%e3%81%ae%e6%98%8e%e7%a4%ba/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 労働契約締結時における労働条件の明示 労働契約締結時における労働条件の明示義務 使用者は、従業員を雇用するにあたって、賃金、労働時間等の労働条件を明示しなければなりません(労基法15条1項)。明示された労働条件が実際と異なる場合、従業員は、労働契約を解除することができます(同条2項)。 明示すべき事項 明示しなければならないとされている労働条件は、以下のとおりです(労基法規則5条1項)。 必ず明示しなければならないもの 1 労働契約の期間に関する事項 2 期間の定めのある労働契約を更新する場合の... --- ### 【労働問題】弁護士の退職代行サービスについて - Published: 2018-10-05 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%a3%ab%e3%81%ae%e9%80%80%e8%81%b7%e4%bb%a3%e8%a1%8c/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 会社を辞めたいのに辞めさせてくれない場合はどうしたらいいのか?というご相談が当弁護士事務所へ良く寄せられます。 弁護士の労働問題におけるサービスの一つに、【退職代行】というのがあるのはご存知ですか? 退職時によくある悩みも弁護士代行で解決 その名の通り、弁護士が退職を代行する、つまり会社への退職における申請を弁護士が行うものです。あなたが退職を希望している会社との交渉・対応を弁護士が代行するので、以下の様な事で悩んでいる方も、ご安心して相談頂けます。 1.なかなか退職をする事が難しいと感じている... --- ### 借地借家法の適用のある借地契約とは(建物所有目的の意義) - Published: 2018-09-25 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%80%9f%e5%ae%b6%e6%b3%95%e3%81%ae%e9%81%a9%e7%94%a8%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e5%80%9f%e5%9c%b0%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%88%e5%bb%ba%e7%89%a9%e6%89%80%e6%9c%89/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 借地借家法の適用のある借地契約とは(建物所有目的の意義) 借地借家法の借地権に関する規定は、「建物の所有を目的とする地上権及び土地の賃借権」に適用があります。 したがって、平面駐車場として利用するために賃貸借契約を締結したという場合は、借地借家法の適用はありません。 では、建物の所有を目的とするとは、どのような場合をいうのでしょうか。 これについて、判例は「建物の所有を目的とする」とは、「借地人の借地使用の主たる目的がその地上に建物を築造し、これを所有することにある場合を指し、借地人がその地上に... --- ### 戸籍謄本の交付の請求(誰が請求できるのか) - Published: 2018-09-18 - Modified: 2018-10-11 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%88%b8%e7%b1%8d%e8%ac%84%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%ba%a4%e4%bb%98%e3%81%ae%e8%ab%8b%e6%b1%82%ef%bc%88%e8%aa%b0%e3%81%8c%e8%ab%8b%e6%b1%82%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%89/ - カテゴリー: コラム 戸籍謄本の交付の請求(誰が請求できるのか) 本人等による請求(戸籍法10条1項) 戸籍謄本の交付を請求できる人の範囲については、戸籍法に定めがあります。 戸籍法10条1項によれば、戸籍に記載されている者、その配偶者、直系尊属もしくは直系卑属は、戸籍謄本の交付を請求できるとされています。 これらの者の請求については、不当な目的によることが明らかでない限りは、認められます(同法10条2項)。 ですので、例えば、家系図を作りたいという動機で、自分の曾祖父母の戸籍謄本の交付を請求するというような場合は、... --- ### 民法改正ー賃貸借契約上の地位の承継(賃貸人の変動) - Published: 2018-09-11 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/lease/%e6%b0%91%e6%b3%95%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e8%b3%83%e8%b2%b8%e5%80%9f%e5%a5%91%e7%b4%84%e4%b8%8a%e3%81%ae%e5%9c%b0%e4%bd%8d%e3%81%ae%e6%89%bf%e7%b6%99%ef%bc%88%e8%b3%83%e8%b2%b8%e4%ba%ba%e3%81%ae/ - カテゴリー: 不動産・賃貸借契約 民法改正ー賃貸借契約上の地位の承継(賃貸人の変動) 1.賃貸人の地位の移転 XとYは、Xが所有する建物の賃貸借契約を締結しました。その後、XはYに賃貸した建物をZに売却しました。建物の新所有者Zは、Yに対し、自分が賃貸人の地位を承継したとして、賃料の支払いを求めました。賃借人Yは、建物の新所有者Zに対し、賃料を支払わなければならないのでしょうか。 この問題について、改正民法は、従来の判例を踏まえ、賃貸不動産が譲渡されたときは、その不動産の賃貸人の地位は、賃借人の同意がなくとも、当然に、譲受人に移... --- ### 「いじめと向き合う」10月27日(土)開催弁護士会多摩支部20周年記念特別事業のお知らせ - Published: 2018-08-23 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/infomation/%e3%80%8c%e3%81%84%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%a8%e5%90%91%e3%81%8d%e5%90%88%e3%81%86%e3%80%8d10%e6%9c%8827%e6%97%a5%ef%bc%88%e5%9c%9f%ef%bc%89%e9%96%8b%e5%82%ac%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%a3%ab%e4%bc%9a/ - カテゴリー: お知らせ 【いじめと向き合う】 弁護士会多摩支部設立20周年記念企画のお知らせです。 10月27日(土)に三鷹市公会堂光のホールにて「いじめと向き合う」というシンポジウムを開催します。 いじめの問題は、子どもたちにとって最も身近な人権侵害といえます。しかし、残念ながら、いじめは、時代によって形を変えながら、いまだに蔓延しています。 いじめを防止し、いじめを克服するために、大人はなにができるのでしょうか。 弁護士会多摩支部では、多摩地域の小中学校で「いじめ予防授業」を行い、いじめ問題に取り組んでおりますが、... --- ### 民法(相続法)改正ー自筆証書遺言の方式の緩和 - Published: 2018-08-13 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e8%87%aa%e7%ad%86%e8%a8%bc%e6%9b%b8%e9%81%ba%e8%a8%80%e3%81%ae%e6%96%b9%e5%bc%8f%e3%81%ae%e7%b7%a9%e5%92%8c/ - カテゴリー: 相続・遺言 民法(相続法)改正ー自筆証書遺言の方式の緩和 1 改正の必要性 現行法においては、遺言は民法に定める方式によらなければ、することができないとされ(960条)、民法が定める遺言の方式のうち、自筆証書遺言については、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならないとされています(968条1項)。 遺言の効力の強さからすると、民法が厳格な方式を要求することは、理解できるところではあります。しかし、財産が多数あり、それを複数の相続人に個別に割り付けるような遺言を作成する場合、例え... --- ### 民法(相続法)改正ー遺産の一部分割 - Published: 2018-08-06 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e9%81%ba%e7%94%a3%e3%81%ae%e4%b8%80%e9%83%a8%e5%88%86%e5%89%b2/ - カテゴリー: 相続・遺言 民法(相続法)改正ー遺産の一部分割 1.改正の必要性 遺産分割は、通常は遺産の全部につき行うものですが、遺産の一部について先行して遺産分割を成立させたいというニーズがあり、実務上も、一定の要件のもとで、行われてきました。しかし、民法上、遺産の一部分割が許容されているかどうかは明らかではなく、また、それが認められる要件も明確ではないため、民法改正によって、一部要件が可能であること及びその要件を明確化すべきとの意見が出されていました。 2.改正の内容 改正法は、現行民法の「共同相続人は、(中略)いつ... --- ### 労働基準法136条と有給休暇取得者に対する不利益取扱いの関係(最高裁平成5年6月25日判決・沼津交通事件) > %%title%% - Published: 2018-07-31 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%9f%ba%e6%ba%96%e6%b3%95136%e6%9d%a1%e3%81%a8%e6%9c%89%e7%b5%a6%e4%bc%91%e6%9a%87%e5%8f%96%e5%be%97%e8%80%85%e3%81%ab%e5%af%be%e3%81%99%e3%82%8b%e4%b8%8d%e5%88%a9%e7%9b%8a/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) - タグ: 労働法, 注目労働裁判例 労働基準法136条と有給休暇取得者に対する不利益取扱いの関係(最高裁平成5年6月25日判決) 1 労働基準法136条と有給休暇取得者に対する不利益取扱いの関係 労働基準法136条は、使用者は有給休暇を取得した労働者に対し、賃金の減額等の不利益な取扱いをしないようにしなければならないと規定しています。 この条文によると、有給休暇を取得した労働者に対し不利益な取扱いをすると、その取扱いはすべて違法ということになりそうです。 しかし、この解釈は果たして妥当なのでしょうか。最高裁は、最高裁平成5年6月2... --- ### 民法(相続法)改正ー相続開始後の共同相続人による財産処分への対応 - Published: 2018-07-24 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e9%96%8b%e5%a7%8b%e5%be%8c%e3%81%ae%e5%85%b1%e5%90%8c%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e4%ba%ba%e3%81%ab/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 民法 民法(相続法)改正ー相続開始後の共同相続人による財産処分への対応 1 改正の必要性 被相続人の財産は、相続人が複数いるときは、共有となります(民法898条)。しかし、相続人が共有持分を処分した場合に、遺産分割においてどのように処理すべきかという点については、明文の規定がありませんでした。 この点、従前実務においては、遺産分割は遺産分割時に存在する遺産を分割する手続きであると考えられているため、遺産分割前に持分を処分した場合に、処分をしなかった場合と比べて、処分をした者の取得額が大きくなる(逆にい... --- ### 著書「中小企業は『懲戒処分』を使いこなしなさい」発売のお知らせ - Published: 2018-07-20 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/infomation/%e8%91%97%e6%9b%b8%e3%80%8c%e4%b8%ad%e5%b0%8f%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%81%af%e3%80%8e%e6%87%b2%e6%88%92%e5%87%a6%e5%88%86%e3%80%8f%e3%82%92%e4%bd%bf%e3%81%84%e3%81%93%e3%81%aa%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%95/ - カテゴリー: お知らせ 著書発売のお知らせ 弁護士竹村淳の著書「中小企業は『懲戒処分』を使いこなしなさい~先生、これって懲戒処分にできますか?~」が7月20日に労働新聞社さんから発売となりました。 本書は超有名社会保険労務士の安中繁さんとの共著で、59の事例をもとに懲戒処分の各論点について、できるかぎりわかりやすく書いています。 本書は会社経営を始めたばかりの経営者、人事労務分野に配属されて間もない実務担当者の方々など、いわば人事労務の「初心者」をターゲットにしてやわらかい文章で書いていますが、多数の裁判例を参考に、考... --- ### 民法(相続法)改正ー預貯金の仮払い制度の創設 - Published: 2018-07-19 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e4%bb%ae%e6%89%95%e3%81%84%e5%88%b6%e5%ba%a6%e3%81%ae%e5%89%b5%e8%a8%ad/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 民法 民法(相続法)改正ー預貯金の仮払い制度の創設 1 仮払い制度創設の必要性 相続人は被相続人が負担していた債務の弁済や葬儀費用の支払いをする必要がありますが、被相続人の有していた預貯金は遺産分割の対象財産であるため、相続人全員の同意を得ることができない場合は払い戻しを受けることができず、結果として、遺産分割協議が成立するまで、相続人が自己の固有の財産をもって債務を支払わなければならない状況が発生していました。 この点、家事事件手続法200条2項の仮分割の仮処分を用いることができるのではないかとの見... --- ### 民法(相続法)改正ー配偶者居住権の創設 - Published: 2018-07-10 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e7%9b%b8%e7%b6%9a%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%83%bc%e9%85%8d%e5%81%b6%e8%80%85%e5%b1%85%e4%bd%8f%e6%a8%a9%e3%81%ae%e5%89%b5%e8%a8%ad/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 民法 民法(相続法)改正ー配偶者居住権の創設 平成30年7月6日、民法(相続法)改正法案が参院本会議で可決・成立しました。 今回の記事では、改正事項のうち、タイトルの配偶者居住権の創設を取り上げます。 配偶者居住権とは、被相続人の配偶者が被相続人の財産に属する建物に相続開始の時に居住していた場合において、その建物の全部について無償で使用及び収益をする権利のことをいい、配偶者は、①遺産分割により配偶者居住権を取得するものとされたとき、または、②婚姻期間が20年以上の夫婦の一方である被相続人が、他方配偶者... --- ### 更新料条項は消費者契約法10条により無効となるか(最高裁平成23年7月15日判決) - Published: 2018-07-04 - Modified: 2018-07-08 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%9b%b4%e6%96%b0%e6%96%99%e3%81%af%e6%b6%88%e8%b2%bb%e8%80%85%e5%a5%91%e7%b4%84%e6%b3%9510%e6%9d%a1%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8a%e7%84%a1%e5%8a%b9%e3%81%a8%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%8b%ef%bc%88%e6%9c%80/ - カテゴリー: コラム 1.更新料条項と消費者契約法10条 賃貸借契約においては、期間が満了して更新する場合には、一定額の更新料を支払わなければならない旨が定められることがあります。 更新料については民法その他の法律に何らの規定がありませんが、そうすると、更新料の条項は、消費者契約法10条(「法令中の公の秩序に関しない規定の適用による場合に比して消費者の権利を制限し又は消費者の義務を加重する消費者契約の条項であって、民法第一条第二項に規定する基本原則に反して消費者の利益を一方的に害するものは、無効とする」)にいうところ... --- ### 遺言を撤回する遺言をさらに別の遺言で撤回した場合、当初の遺言の効力は復活するか(最高裁平成9年11月13日判決) - Published: 2018-07-02 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e9%81%ba%e8%a8%80%e3%82%92%e6%92%a4%e5%9b%9e%e3%81%99%e3%82%8b%e9%81%ba%e8%a8%80%e3%82%92%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%ab%e5%88%a5%e3%81%ae%e9%81%ba%e8%a8%80%e3%81%a7%e6%92%a4%e5%9b%9e%e3%81%97%e3%81%9f/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 民法, 注目民事裁判例 民法1025条本文は「撤回された遺言は、その撤回の行為が、撤回され、取り消され、又は効力を生じなくなるに至ったときであっても、その効力を回復しない。ただし、その行為が詐欺又は強迫による場合は、この限りでない。」と規定しています。そうすると、遺言を撤回する遺言をさらに別の遺言で撤回したとしても、撤回する遺言が詐欺または強迫によってされた場合でない限り、当初の遺言の効力は復活しないことになりそうです。 しかし、詐欺または強迫によってなされた場合以外、いかなる場合も、当初の遺言の効力は復活しないと解す... --- ### 赤色のボールペンで遺言書の文面全体に斜線を引く行為は「故意に遺言書を破棄したとき」に該当するか(最高裁平成27年11月20日判決) - Published: 2018-06-25 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/inheritance/%e8%b5%a4%e8%89%b2%e3%81%ae%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9a%e3%83%b3%e3%81%a7%e9%81%ba%e8%a8%80%e6%9b%b8%e3%81%ae%e6%96%87%e9%9d%a2%e5%85%a8%e4%bd%93%e3%81%ab%e6%96%9c%e7%b7%9a%e3%82%92%e5%bc%95/ - カテゴリー: 相続・遺言 - タグ: 注目民事裁判例, 相続 遺言撤回の自由 遺言者は、いつでも、その遺言の全部または一部を撤回することができます(民法1022条)。 この遺言の撤回は、何度でもできますし、理由も問われません。 遺言の撤回擬制 遺言の撤回は、「遺言の方式に従って」行われる必要がありますが(民法1022条)、次の場合は、遺言が撤回されたものとみなされます。 1.前の遺言が後の遺言と抵触するとき(民法1023条1項) 2.遺言の内容が、遺言後の生前処分その他の法律行為と抵触するとき(民法1023条2項) 3.遺言者が故意に遺言書を破棄したとき(... --- ### 注目労働裁判例・最高裁平成30年6月1日(労契法20条の「不合理と認められるもの」―ハマキョウレックス事件) - Published: 2018-06-18 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e6%b3%a8%e7%9b%ae%e5%8a%b4%e5%83%8d%e8%a3%81%e5%88%a4%e4%be%8b%e3%83%bb%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%b9%b3%e6%88%9030%e5%b9%b46%e6%9c%881%e6%97%a5%ef%bc%88%e5%8a%b4%e5%a5%91%e6%b3%9520%e6%9d%a1/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 注目労働裁判例・最高裁平成30年6月1日(労契法20条の「不合理と認められるもの」―ハマキョウレックス事件) (第一審の判決についてはこちらの過去記事、控訴審の判決についてはこちらの過去記事をご参照ください) ・事案の概要 1. Xは、Y社との間で、平成20年10月頃、有期の労働契約を締結し、トラック運転手として配送業務に従事している。 2. Y社の正社員に適用される就業規則(以下「正社員就業規則」という)は、退職金の定めがある。また、正社員に適用される給与規程は、基本給は年齢給、勤続給及び職能... --- ### 18歳成人と養育費の支払終期 - Published: 2018-05-27 - Modified: 2018-05-27 - URL: https://orangeline-law.jp/column/18%e6%ad%b3%e6%88%90%e4%ba%ba%e3%81%a8%e9%a4%8a%e8%82%b2%e8%b2%bb/ - カテゴリー: コラム 18歳成人と養育費の支払終期 成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正案が今国会で成立する見込みです。 この引き下げにより様々な影響が生じると思いますが、私、弁護士竹村淳が注目しているのは、親が離婚している場合の子どもの養育費の取扱いです。 民法上、養育費という文言は存在しません。法律的には、民法877条1項の「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある」という規定により、親権者でない親も子どもの扶養義務を負っており、この扶養義務の履行として支払うもののことを養育費と呼んでいるとい... --- ### 歓送迎会への参加と労災保険給付(最高裁平成28年7月8日判決) - Published: 2018-05-21 - Modified: 2025-03-13 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e6%ad%93%e9%80%81%e8%bf%8e%e4%bc%9a%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%a8%e5%8a%b4%e7%81%bd%e4%bf%9d%e9%99%ba%e7%b5%a6%e4%bb%98%ef%bc%88%e6%9c%80%e9%ab%98%e8%a3%81%e5%b9%b3%e6%88%9028%e5%b9%b4/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 歓送迎会の懇親会と労災保険給付(最高裁平成28年7月8日判決) 労災保険法に基づく保険給付は「業務上」の負傷、疾病、障害または死亡に対して行われるものです。 大型機械を扱う製造業の現場で、機械に手を挟まれて怪我をしたというような場合であれば、「業務上」の負傷であることは明らかですが、「業務上」といえるかどうかについて、必ずしも明らかではないことがあります。 この点が問題となった事案として、最高裁平成28年7月8日決定があります。 この事案は、労働者が会社の歓送迎会の参加者の送迎中に発生した交通事... --- ### 民法(債権法)改正についてーなぜ改正が必要だったのか - Published: 2018-05-13 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/column/%e6%b0%91%e6%b3%95%ef%bc%88%e5%82%b5%e6%a8%a9%e6%b3%95%ef%bc%89%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6%e3%83%bc%e3%81%aa%e3%81%9c%e6%94%b9%e6%ad%a3%e3%81%8c%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%a0/ - カテゴリー: コラム, 債務・債権 民法のうち、第3編「債権」を中心とした債権関係の規定(以下では「債権法」といいます)については、部分的な改正はあったものの、全体として見れば、明治29年に民法が制定されて以降、ほとんど改正を受けずに、現在に至っていました。 しかし、明治時代と現在では社会環境が大きく変化しており、契約関係の基本的なルールを定める債権法もその変化に対応させる必要があると考えられたこと、そして、民法が制定されて以降、裁判や学問的な研究が積み重ねられ、条文には書いていないがこのように解釈するのが当然と考えられているいわ... --- ### 研修って労働時間に該当するの? - Published: 2018-05-05 - Modified: 2023-11-23 - URL: https://orangeline-law.jp/corporate/%e7%a0%94%e4%bf%ae%e3%81%ae%e5%8a%b4%e5%83%8d%e6%99%82%e9%96%93%e8%a9%b2%e5%bd%93%e6%80%a7/ - カテゴリー: 企業法務(労働・労基) 判例によれば、労基法上の労働時間に該当するか否かは、労働者の行為が使用者の指揮命令下に置かれたものと評価することができるかどうかによって決定されます(最高裁平成12年3月9日判決・三菱重工業長崎造船所事件)。 では、研修時間は、労働時間に該当するのでしょうか。 この点、厚生労働省が平成29年1月20日に策定した「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」は、前記の判例の基準をふまえ、「参加することが業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示により業務... --- ---