契約書チェックを弁護士に依頼したい方へ

企業法務 - 立川の弁護士「竹村淳」が契約書チェック~作成までを承ります

弁護士 契約書チェック・作成について

経営者は「契約書」で悩む

現在では、取引におけるあらゆる場面で「契約書」(合意書、覚書、確認書等も含みます)が取り交わされています。しかし、契約書を取り交わすとき、以下のようなことでお困りになったことはないでしょうか。

① 取引相手が契約書の案文を作ってきたが、内容がよくわからない。不利な条項が紛れ込んでいないか心配、
② できる限りこちらに有利な「契約書」を作りたいが、どのような「契約書」にすればいいのかピンとこない、などです。

ところが、大多数の法人・個人事業主の方は、このような疑問を抱きつつも、自社(個人事業主の方はご自身)で検討され、「まあ、こんなものではないか」というところで契約締結に至っているようです。

「契約書」がなぜ大事か?

契約書は、多くの方が想像されている以上に、強い力を持っています。

裁判では、契約書でどのように決めているかが重視され、契約書に有利なことが書いてあれば勝てる可能性は高まりますし、逆に不利なことが書いてあったときはそれだけで不利な立場に追い込まれます。ちなみに、事業をしている方が契約書を作成した場合、裁判では「不利な内容だとは理解していなかった」などという弁解は、ほぼ通りません。したがって、裁判を有利に運ぶためには、慎重に契約書を作らなければならないのです。

このように書くと「裁判なんて大げさな!」と思われるかもしれません。

しかし、裁判でどのような結果になるか予想できるからこそ、裁判にならないという側面があることは指摘しておきたいと思います。もう少し詳しくいえば、契約書で決めたことを守らなければ、裁判で負けてしまうからこそ、契約書で決めたことを守ろうという動機づけにもなりますし(守らなければ不利益を受ける)、もし違反してしまったときでも「裁判になったら負けてしまうからその前 になんとかフォローできないか」と対応策を真剣に考えるのです。

このように「契約書」は強い力を持っており、だからこそ、「契約書」を締結するにあたっては慎重な検討が必要なのです。

弁護士の契約書作成

よりよい契約書を作るためには?

どのようにしたら「よりよい契約書」ができるのか? 重要なポイントとしては、少なくとも、以下の3点を挙げることができます。
(なお、私自身が検討するときはもっと色々な側面から検討をしています)。

① リスクのシミュレーション
② 明確性の確保
③ 適法性の調査

①リスクのシミュレーションとは、その契約を締結することで、どのようなトラブルが生じるかを想定することです。リスクを認識しなければ、事前の手当もしようがありません。

②明確性の確保とは、契約書の文言を明確にして、誰が見ても同じ解釈ができるようにすることです。同じことばでも人によっていろいろな解釈がされうる場合は色々あります。そういったことばを契約書で使うと「Aという意味だ」「いやいやBという意味だ」という争いを生むので、そういうことばを使わないようにしましょうということです。

③適法性の調査とは、契約の内容が各種法律に違反しないかをチェックすることです。

しかし、①どのようなトラブルが生じるのか想定すること、②明確な文言を選択すること、③どのような法的な規制が存在するのかを調査すること、いずれも、簡単そうに見えて、実はかなり難しく骨の折れる作業です。

弁護士への契約書作成依頼

「契約書チェック」の外注?

上記の3つのポイントを意識しつつ「契約書」をチェックした場合、時間さえかければ、法律の専門家ではない方でもある程度の水準の「契約書」を作成することは可能だと思います。しかし、経営者の皆さまが時間をかけるべきところは、「契約書チェック」ではなく、本業ではないでしょうか? 従業員の方がチェックする場合も、「契約書チェック」専従であればさておき、そうでなければ、「契約書チェック」にばかり時間を割くわけにはいかないはずです。

ではどうしたらいいか?

意外に皆さんこの発想をお持ちにならないのですが、「契約書チェック」を「契約書の専門家」に依頼(外注)することをお勧めします。

弁護士 = 契約書の専門家

「契約書の専門家??」と言われても、「契約書チェック」の国家資格があるわけでもなく、ピンと来ないかもしれません。だからこそ、外注という発想が出ないのかもしれません。色々な意見はあろうかと思いますが、私は弁護士こそが「契約書の専門家」であると考えます。

既に述べたとおり、「よりよい契約書」を作るためのポイントは、①リスクのシミュレーション、②明確性の確保、③適法性の確保 にあります。

この点、弁護士は、
① 仕事柄、日常的にトラブルの中に身を置いておいていることもあり、どのようにトラブルが発生するのか、あるいは、リスクがどこに潜んでいるのかを敏感に察知、想定することができます。そして、起きてしまったトラブルを解決しているのですから、現実化していないリスクへの対応策を考えるのはお手のものといえるでしょう(起きてしまったトラブルを解決するのは、弁護士でも大変な労力が必要です)。

②明確性の確保も「この条文はこういった解釈ができるのではないか」と日々頭を悩ませている弁護士だからこそ、疑義の生じない ことばを的確に選択することができます。

③適法性の確保は横断的な法的知識を有する弁護士の専門領域といえる部分です。

だからこそ、私は弁護士が「契約書の専門家」であると考えます。

立川弁護士 竹村淳による 「契約書チェック・作成」とは?

私は弁護士登録以来、企業間、企業対個人、個人間と主体を問わず、また、内容としても企業間取引、労働関係紛争、建築紛争、相続問題、離婚問題など、ジャンルを問わず様々な、また、本格的な紛争を取扱い、それらを解決してきました。

だからこそ、人一倍、リスクを想定することができ、また、その予防策を提示する能力があるという自信はありますし、おかげさまで、これまで、多種多様な業種の方から契約書作成・チェックのご相談を受け、「契約書作成・チェック」の経験も積ませて頂いております。「契約書作成・チェック」は私の得意分野の1つと言えると思います。

今後も、より多くの経営者の方々に、立川市の弁護士 竹村淳に「契約書作成・チェック」を依頼することのメリットを感じて頂けるよう努力していきたいと思います。

「弁護士の契約書チェック・作成」のご相談は常時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
「法律の専門家による契約書チェック~作成まで」を通じて、中小企業・個人事業主の方のお力になりたいと考えています。

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